エンゼルス大谷 日本人メジャーリーガー初のサイクル安打! またも伝説生む

サイクル安打を達成しベンチでナインに祝福される大谷(ロイター)
サイクル安打を達成しベンチでナインに祝福される大谷(ロイター)
エンゼルス・大谷(ロイター)
エンゼルス・大谷(ロイター)
5回に右翼線への三塁打を放ち笑顔を見せる大谷(ロイター)
5回に右翼線への三塁打を放ち笑顔を見せる大谷(ロイター)

 ◆レイズ―エンゼルス(13日、タンパベイ・トロピカーナフィールド)

 エンゼルス・大谷翔平投手(24)が13日(日本時間14日)、敵地でのレイズ戦で日本人メジャーリーガー初のサイクル安打を達成した。大谷自身にとっても日本時代を含めて初。エンゼルスでは2013年のトラウト以来7人目(8度目)の偉業だ。

 試合開始からエンジン全開だった。初回無死一、二塁で迎えた1打席目。昨季は3打数無安打2三振に抑えられた先発左腕・ヤーブローから打球角度は19度、打球速度111マイル(約178・6キロ)の弾丸ライナーを左中間席に運び、あいさつ代わりの2試合連続8号3ランを放った。

 3回先頭の2打席目は初球のカットボールを捉えて、左中間への二塁打。4回裏には停電に見舞われて36分間試合が中断されるアクシデントもあったが、試合再開直後の5回表に6球連続でカーブという珍しい攻めをされながら、6球目にしっかりと反応して右翼線への三塁打。最後には中前へのシングルヒットで締めくくった。

 今季は試合前まで本塁打をのぞく長打が133打席で二塁打の1本のみで2日前には「二塁打は少ないので、(打球が)上がったらホームランになってくれているのはいいかなと思いますけど、打ち損じたときにも(外野の)間を抜けて二塁打になってくれるくらいのとらえ方はもう少し上がる余地はあるのかなと思っています」と話していたが、すぐに結果につなげた。

 これまで投手と打者の二刀流として、多くの常識を覆してきた大谷。2013年に日本ハムに入団してからも批判的な意見も多い中で、自らの意志を貫いてきた。昨季はメジャーに挑戦。両立することは不可能という見解が大きかったが、4勝&22本塁打という成績を残して、新人王を獲得した。

 昨年10月1日に受けた右肘内側側副じん帯の再建術(トミー・ジョン手術を受け、今季は打者に専念。二刀流を貫いてきた男にとってプロ入り後初めての経験だ。序盤は調子が上がらなかったが、菊池、前田から本塁打を放つなど、この試合前までで6月は10戦4発。調子を上げてきた。

 花巻東高3年で160キロ、日本ハム2年目に10勝&10本塁打、16年日本シリーズでの165キロ、「1番・投手」で先発して初球先頭打者本塁打、二刀流でのメジャー新人王―。多くの伝説を残してきた大谷が、メジャーで日本人初となるサイクル安打を達成して見せた。

サイクル安打を達成しベンチでナインに祝福される大谷(ロイター)
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