高谷惣亮、世界選手権へ決勝進出…鼻血にも冷静

準決勝で鼻血を出しながらも圧勝した高谷惣亮
準決勝で鼻血を出しながらも圧勝した高谷惣亮

◆レスリング 全日本選抜選手権 第1日(13日、東京・駒沢体育館)

 東京五輪につながる世界選手権(9月、カザフスタン)の代表選考を兼ねた大会が開幕。各階級の予選などが行われ、男子86キロ級では昨年末の全日本選手権覇者・高谷惣亮(30)=ALSOK=が2試合を圧勝して決勝進出。今大会との2冠達成で手にできる世界選手権切符に、王手をかけた。女子76キロ級では予選リーグで高校3年生の鏡優翔(かがみ・ゆうか、17)=エリートアカデミー=が、全日本選手権女王の皆川博恵(31)=クリナップ=を撃破する金星を挙げた。

 鼻血くらいでは動揺しない。高谷が世界選手権に王手をかけた。準決勝の石黒隼士(19)=日大=戦では、残り3分を切って鼻血が噴出。2度試合を止め、応急処置をしながら戦うも最後は10―2と突き放して圧勝した。「ちょっとビックリ。出血の原因? 組み手で顔をたたいてくるので…反則なんですけどね(笑い)。言おうかと思ったけど、大人げないので」。かつては74キロ級を主戦場とした“タックル王子”も30歳。79キロ級を経て、東京五輪は86キロ級で狙う。「タックル王子がいつの間にかベテランと呼ばれるようになって、今はタックルおじさんですね」。まだまだ血気盛ん。若者に道を譲るつもりはさらさらない。

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