森保ジャパン、チリになめられた!?極めて異例の5日前スタメン発表

南米選手権のためブラジル入りし、ホテルに到着した久保(左から2人目)ら日本代表イレブン(左は杉岡=カメラ・宮崎 亮太)
南米選手権のためブラジル入りし、ホテルに到着した久保(左から2人目)ら日本代表イレブン(左は杉岡=カメラ・宮崎 亮太)
バルセロナの主力として活躍するチリ代表・ビダル(ロイター)
バルセロナの主力として活躍するチリ代表・ビダル(ロイター)
日本代表予想布陣
日本代表予想布陣

 森保ジャパンなめられた!? 日本代表が初戦(17日、日本時間18日)で対戦するチリ代表のレイナルド・ルエダ監督(62)が12日、ブラジル・サンパウロ郊外イトゥでの合宿中、日本戦のスタメンを突如発表。重要な国際大会の試合5日前のメンバー公表は極めて異例で、格下相手の余裕の表れか。バルセロナと再交渉を行うMF久保建英(18)=F東京=は、復帰が決まれば同僚となるMFビダル(32)とのマッチアップが実現する可能性が浮上した。日本代表はこの日、当地入りした。

 地球の裏側に到着した森保ジャパンにとって屈辱的な情報が流れた。チリ代表のルエダ監督が「今後、不測の事態が起こらない限り、このメンバーで日本戦に臨む」と明言。本来なら情報戦を展開するなど極秘とすべき先発を、あっさりと公表した。日本は対策を練りやすくなった一方で、“カモ”と判断されたとも取れるサプライズ発表だった。

 チリのスポーツ・サイト「レッドゴール」は「監督が唐突に重大な発表」と報道。同国の有力日刊紙「エル・メルクリオ」のアンパ記者は「選手たち、そしてチリのメディアと国民に安心感を与えると同時に、監督がこのメンバーに自信を持っていることを内外に示す意図があったのではないか」と語った。

 チリは18年ロシアW杯出場は逃したが、南米選手権で15、16年と大会2連覇の強豪。主力は高齢化しているが、豊富な運動量によるハードワークが持ち味で、ドリブル突破と強じんなフィジカルが武器のマンチェスターU所属FWサンチェス、闘志を前面に出したプレーで抜群のボール奪取力を誇るビダルらが君臨する。バルセロナへ復帰する可能性が浮上している久保とビダルとの「バルサ対決」にも注目が集まる。

 チリが9日から合宿を行っているイトゥは、ザック・ジャパンが14年ブラジルW杯に出場した際のベースキャンプ地。また、同国とは、森保一監督(50)の初陣として昨年9月に北海道で親善試合が組まれていたが、直前に発生した地震のため中止に。そして今回、同組となるなど日本とは不思議な縁がある。

 ルエダ監督は、スタメン発表の理由について説明していない。アンパ記者は「日本を見くびったわけではない」と推測したが、メンバーを明かす余裕があることは確か。ブラジル紙が「日本は東京五輪世代のチーム。(決勝トーナメントに)勝ち上がれないだろう」と辛口分析するなど下馬評は低い。平均年齢22・3歳の若き森保ジャパンが、金星で評価を覆せるか。(種村 亮)

南米選手権のためブラジル入りし、ホテルに到着した久保(左から2人目)ら日本代表イレブン(左は杉岡=カメラ・宮崎 亮太)
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