【なでしこ】切り札は小林里歌子、U17で世界一の監督秘蔵っ子…14日スコットランド戦

なでしこジャパンの長谷川(左)、小林(中)、三浦は笑顔で練習会場に向かう(共同)
なでしこジャパンの長谷川(左)、小林(中)、三浦は笑顔で練習会場に向かう(共同)
なでしこジャパンの予想布陣
なでしこジャパンの予想布陣

◆フランス女子W杯1次リーグ第2戦 ▽日本<7>-スコットランド<20> (14日午後3時〈日本時間午後10時〉ロアゾン・パルク競技場) ※<>内数字はFIFAランク

 【レンヌ(フランス)13日=小又風花】なでしこジャパンは、第2戦のスコットランド戦(14日)に向けて、レンヌ近郊で冒頭15分以外を非公開で最終調整した。けがから復帰したFW小林里歌子(21)=日テレ=は、スーパーサブとしての起用が予想される。高倉チルドレンが、無得点で引き分けた初戦のアルゼンチン戦(10日)の流れを断ち切り、1次リーグ突破のカギを握る。

 第2戦キックオフの24時間前。ゆっくりとピッチに足を踏み入れた小林は、ゴールを見つめた。選手23人、スタッフらと試合会場の芝の感触を確かめ、MF三浦と言葉を交わすなどリラックスした表情も見せた。5月中旬の右足首負傷後、部分合流が続いていたが、12日から完全合流。「100%ではないが、いける。(試合に出られず)我慢してきたので本当に得点にこだわっていく」。高倉ジャパンにとって大きな吉報だ。

 アルゼンチン戦は選手同士の距離感や連係がかみ合わず引き分けた。小林はボールの引き出し、周りを生かしたコンビネーション、裏への抜け出しが持ち味。初戦の課題をカバーし、中盤と前線をつなぎ、自身もゴールへ迫ることが期待できる。途中出場が濃厚だが、長期間の国際大会ではチームに勢いをもたらす“スーパーサブ”は重要だ。

 高倉麻子監督(51)が世界一に輝いたU―17女子W杯の優勝メンバー。右膝半月板損傷などの大けがを乗り越え、17年12月の新戦力発掘キャンプに招集された。そこでアピールに成功し、18年1月にA代表入り。出場5試合2得点でW杯切符をつかんだ。

 第3戦は強豪イングランド戦で、スコットランドに屈すると窮地に立たされる。相手は初戦で敗れており、序盤から積極的に攻め込んでくることが予想される。過去の対戦は日本の2戦2勝だが、イングランドのクラブに所属する選手が12人いるなどW杯初出場も、経験以上に手ごわい相手だ。

 チームはこの日の練習で、セットプレーの確認をしたという。公開された冒頭15分では、初戦で左足首を痛めたMF長谷川のほか、籾木、阪口が別調整。攻撃の起点となる長谷川不在の可能性も浮上した。「きれいに崩すだけじゃなくて、無理やりでも、貪欲にゴールを狙う」と小林。待ちわびたW杯デビュー戦で、チームの起爆剤となる。

なでしこジャパンの長谷川(左)、小林(中)、三浦は笑顔で練習会場に向かう(共同)
なでしこジャパンの予想布陣
すべての写真を見る 2枚

サッカー

報知ブログ(最新更新分)

一覧へ
NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請