【ボクも久保級ドラえもん】広島・大迫敬介、19歳・GK史上最年少の代表デビューへ意欲

最年少出場を目指すGK大迫
最年少出場を目指すGK大迫

 南米選手権に臨む日本代表から、注目選手5人を紹介する連載。第3回は広島GKの大迫敬介(19)。

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 川口も、楢崎も、川島もなしえなかった10代GKの代表デビューが近づいている。19歳でのA代表入り。南米選手権で出場すれば、権田の20歳309日を更新するGK史上最年少出場。代表初招集だった5日のトリニダード・トバゴ戦(豊田)でベンチ入りし、出番はなかったが「ここに来ている以上、試合に出るつもりでやりたい」とデビューへの意欲を示していた。

 小学1年からサッカーを始め、すぐGKに。同時期にサッカーを始めた兄・絢一郎さん(22)は「始めた時から、GKとして体は小さいんだけど、どっしりとした雰囲気があった」と語る。低学年でレギュラーを奪うと、さらに高いレベルを求めた。兄が中学のクラブチームに進むと、当時小学4年の敬介は、GKグラブをはめて見学に。“狙い通り”誘われて練習参加すると、中学3年の強烈なシュートにも恐れることなく食らいついたという。

 GKひと筋だが、小学校時代はパントキックなどで得点を量産。チーム内得点王にも輝くなど、キックも磨いてきた。高校からは、数々の誘いの中から広島ユースを選択。元広島のGK西川=現浦和=を目標に成長し、186センチの体格と足技を兼ね備えた現代的なGKとして、トップチーム昇格。今季レギュラーを奪った広島では、J1で5試合連続完封など結果を残し、代表にまで駆け上がった。

 広島では年上にも積極的に指示を送り、守備を構築する姿は、10代とは思えない。若いGKにありがちな、ミスをきっかけにプレーが乱れるということも少ない。「子どもの頃からの性格で物おじしない。大きな試合で負けて、ショックを受けたとしても、次、次って言える強さがある。まだここがゴールじゃないって」と絢一郎さん。名GKに必要な要素を備える、東京五輪の正守護神候補。南米選手権をきっかけに、A代表のレギュラー奪取も目指す。(金川 誉)

 ◆大迫 敬介(おおさこ・けいすけ)1999年7月28日、鹿児島県出身。19歳。小学1年から江内サッカースポーツ少年団でサッカーを始め、中学はフェリシドFC、高校から広島ユースに入団。高校卒業後の2018年にトップチームに昇格し、今季2月19日のACLプレーオフ、チェンライ・ユナイテッド戦で公式戦デビュー。J1通算14試合10失点。186センチ、86キロ。

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