佛教大8強!中山塁、初全国で堂々無四球完投「まだまだ目標は上」

愛知工大戦で1失点完投した佛教大・中山塁
愛知工大戦で1失点完投した佛教大・中山塁

◆報知新聞社後援 第68回全日本大学野球選手権第3日 ▽2回戦 佛教大4―1愛知工大(12日・東京D)

 関西勢の佛教大(京滋大学)と大商大(関西六大学)などベスト8が出そろった。佛教大は、今春にブレークした中山塁(4年)が1失点で完投し、28年ぶり2度目の準々決勝進出を決めた。大商大はプロ注目の最速148キロ左腕・橋本侑樹(4年)が1失点で完投し、4年ぶりに8強入りした。大体大(阪神大学)は、東農大北海道(北海道学生)に逆転負けした。

 シンデレラボーイが自身初の全国大会で快投した。佛教大の中山塁は、9安打を浴びながらも無四死球に抑え、1失点で完投した。「落ち着いた投球ができた」。チームには、今春リーグ戦で最優秀選手賞に輝いた中山怜央(4年)もいるが、“エースじゃない方”と言っては失礼な快投だった。

 4番手投手だった岡山南高から一般入試で入学し、本格的にベンチ入りしたのは今春が初めて。「直球と変化球のコンビネーションが良くなり、四球が少なくなった」。リーグ戦では4勝無敗、防御率0・32でベストナインを初受賞した。同じ岡山県出身のオリックス・山本由伸とは中学時代に練習試合をしたことがあり、動画でカットボールの投げ方を参考にしている。「打者の反応が一番変わった」という。

 過去最高に並ぶ8強に、田原完行(さだゆき)監督(59)は「おそれ多い」と驚くばかり。前回の準々決勝では、金本知憲らを擁して優勝した東北福祉大に敗れた。仏教学部で、唐招提寺を創建した鑑真らについて学んでいる中山塁は「まだまだ目標は上」と満足感に浸っていない。(伊井 亮一)

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