ドシャ釣りシーズン「梅雨イサキ」 トップ50尾…太東沖

3尾掛けでイサキを上げた吉田さん(松栄丸で)
3尾掛けでイサキを上げた吉田さん(松栄丸で)

 梅雨に入り、イサキ釣りがベストシーズンを迎えた。この時期は「梅雨イサキ」と呼ばれ、味も良く人気は高い。外房・大原港の報知指定・松栄丸の乗合船では食いが良く、規定数の50尾を達成する釣り人は多い。夏の産卵時期を前にこれから荒食いが始まる。丸々と太った30センチオーバーの良型が竿を絞ってくる。状況によっては高級魚のシマアジも狙えるので、これからが楽しみだ。

 梅雨イサキを求め、太東沖へ。釣り場に着くと、中井順一船長(61)は、イサキの反応に船を乗せた。「タナ18メートルから15メートルに反応が出ています、どうぞ」の声で釣り開始だ。仕掛けを投入し、指示ダナまで道糸を送り出す。少し間を置き、仕掛けが落ち着いてから竿を大きく振り、コマセの煙幕を作る。後はイサキが食いつくのを待つだけだ。

 反応はすぐに来た。コツンとアタると同時に竿先が引き込まれた。25センチオーバーの中型だ。卵を持っているのか、腹がぷっくりとした今の時期ならではのうまそうな魚体だ。その後も船を流し変えるたびに食ってきた。

 終盤、入れ食いを楽しんだのは、右舷の船尾で竿を出していた足立区の会田義勝さん(47)。30センチ級を手始めに4尾連続で上げた。良型の一荷釣りもあった。イサキ17尾のほか黒メバルなどをクーラーボックスに納めると「前半はアタリが少なく、どうなるのかと思いました。後半に船の流し方が変わると、急に食いが立ちましたね。挽回できて良かったです」と胸をなで下ろした。

 松栄丸が狙う太東沖から大原沖のエリアは、イサキの魚影が濃い。松栄丸の乗合船では、5月下旬からトップが50尾到達の好釣果が続いていた。サイズも23~32センチで良型が主体だ。6月に入ると、水温が15度台に下がってしまい苦戦する日もあったが、9日にトップ50尾を記録するなど復調気配を見せている。

 イサキのほか高級魚のシマアジも狙える。潮の流れなどその日の状況次第だが、大原沖などの根周りのポイントでは、イサキの群れの上にシマアジが回遊する。中井船長は「イサキの反応は大原沖から太東沖の広範囲に見られ、群れは濃いです。ハリス切れが連発したら、シマアジの可能性が高い。3~4号ハリスで10メートル未満の浅いタナを狙うと、1~2キロ級のシマアジが食ってきます。水温が上がる今後が楽しみです」と言う。(田中 清)

 ◆メモ イサキ釣りの近況、乗合船は、大原港松栄丸(TEL0470・62・0571)。乗合船は午前4時集合、同4時30分出船。料金は1万1000円(税込み)でコマセ、イカ餌、氷付き。事前予約が必要。

 このほか以下の船宿からも乗合船が出る。

 片貝港源七丸(TEL0475・76・2002)

 千田港三喜丸(TEL0470・43・8293)

 西川名港竜一丸(TEL0470・29・0605)

 洲崎港早川丸(TEL0470・29・1095)

 須崎港ほうえい丸(TEL0558・22・1047)

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