◆日本生命セ・パ交流戦 日本ハム―広島(11日・札幌ドーム)
広島・野村祐輔投手(29)がプロ最短の1回5失点で降板した。
初回に味方打線が1点を先取。しかし西川、大田の連打と近藤への四球でいきなり無死満塁のピンチを迎えると、中田に逆転の2点二塁打を献上。さらに王柏融にも2点打を浴びるなど、打者9人に6安打5失点。49球でマウンドを降りた。
登板前日には「足の速い選手と長打力のある選手がいて、バリエーションが多い。無駄な四球を出さないことが大切」と話していたが、近藤への“無駄な四球”が命取りとなった格好だ。
この日を含めてプロ入り後オール先発で165試合に登板している野村。過去の早いイニングでの降板は
▼2012年9月4日、中日戦(ナゴヤD)3回3失点
▼2014年4月30日、阪神戦(甲子園)3回8失点(再調整のため翌日登録抹消)
▼2017年5月23日、ヤクルト戦(マツダ)3回2失点(腰の違和感のため翌日登録抹消)
3回KOが最短だった。