FIBA BASKETBALL WORLD CUP 2019 IN CHINA

【Bリーグ】東京の馬場雄大、NBA挑戦 渡辺と八村に続け

NBAのミニキャンプに招待されたアルバルク東京・馬場雄大
NBAのミニキャンプに招待されたアルバルク東京・馬場雄大

 20年東京五輪に出場するバスケットボール男子日本代表で、Bリーグ・アルバルク(A)東京の馬場雄大(23)が、NBAのダラス・マーベリックスのミニキャンプ(16~18日)に招待されたことが10日、分かった。

 同キャンプは若手の登竜門と言われるサマーリーグ(7月)、下部リーグのテキサス・レジェンズの選考も兼ねており、アピール次第では渡辺雄太(24)=メンフィス・グリズリーズ=もプレーするNBAへの道が開ける。

 日本代表が44年ぶりに出場する東京五輪で、主力として期待される馬場のNBA挑戦が始まる。以前から「将来はNBAでプレーしたい」と公言し続けてきたが、マーベリックスのミニキャンプ参加が実現。短期間ではあるが各地から数十人だけが招待される貴重な場で、結果次第ではサマーリーグに招集され、NBA関係者の目に留まることになる。日本代表の比江島慎(28)=栃木=も参加する。

 日本人のNBA選手は田臥勇太(38)=栃木=、渡辺に続き、20日(日本時間21日)のドラフトでは八村塁(21)=ゴンザガ大=の指名が濃厚。馬場には4人目となるNBAへの道が開けた。

 先に米国で活躍する2人に刺激を受けていた。渡辺とは一緒にプレーしたこともあり「そういう環境に身を置いている人とプレーしてビジョンが変わった」。昨年はサマーリーグを現地で観戦。参加していた渡辺とも話し「日本人はボールの配球能力が高い。強みになる」と助言を受け、心が動かされた。八村は中学の後輩で、米国での成長をよく知るだけに「タフさは段違い。後を追うものとして負けられない」。

 馬場は日本代表でW杯(8月開幕・中国)出場をかけたアジア予選に10試合出場し、1試合平均22・5分、8・4得点。21年ぶりのW杯自力出場と五輪の開催国枠獲得に導いた。渡辺、八村、ファジーカス・ニック(33)=川崎=らとともに“日本版ドリームチーム”として上位進出に期待がかかっている。

 Bリーグでは17―18年シーズンに新人賞を受賞。スピーディーな攻撃で得点を量産し、ダンクなど豪快なプレーも披露して試合を盛り上げる。18年のオールスターでは田臥を抑えてファン投票1位で選出された。チャンピオンシップの決勝には2年連続で出場し連覇に貢献。今年はMVPにも輝いた。

 海外進出への準備も始めており、英語で日記を書き動画を見て勉強している。現在のポジションはスモールフォワード(SF)だが、NBA入りを見据えて司令塔のポイントガード(PG)としても練習に熱を入れ「やっていかないと先はないと思います」とプレーの幅を広げつつある。東京の星が、夢への第一歩を踏み出す。

 ◆NBA 北米で展開するプロバスケットボールリーグ。全30チームが東西2カンファレンス、さらにそれぞれ3地区(各5チーム)に分かれ、10月の開幕から翌年6月までレギュラーシーズンを行い、上位16チームによるプレーオフで王者を決める。1チームの登録は17人まで。1試合ごとのベンチ入りは13人。選手の平均年俸は約7億円で、ステフィン・カリー(ウォリアーズ)らトップクラスは年俸40億円以上。多くはドラフト指名か、サマーリーグを経て契約に至る。ファイナルのチケットは1枚500万円以上の値がついたこともある。

 ◆ダラス・マーベリックス 1980年に創立し、本拠地はテキサス州ダラス。西カンファレンス南西部地区に所属。2011年、ポイントガードにジェイソン・キッド、センターにダーク・ノビツキーを擁して初優勝。その後は成績が伸びず、15―16年シーズンを最後にプレーオフ進出を逃している。今季は西カンファレンスで33勝49敗の15チーム中14位。本拠地はアメリカン・エアラインズ・センター。

 ◆馬場 雄大(ばば・ゆうだい)1995年11月7日、富山県生まれ。23歳。小1からバスケを始め、富山市立奥田中3年時にU―16、富山第一高1年時にU―18日本代表に選出。筑波大4年時の17年9月にA東京加入。同時に日本代表に初選出。父の敏春氏も元日本代表。198センチ、90キロ。

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