山県亮太、サニブラウン9秒97日本新に「出したなぁ、という感じ」 日本選手権で直接対決へ

誕生日の前祝いでケーキを頬張る山県亮太
誕生日の前祝いでケーキを頬張る山県亮太

 16年リオ五輪陸上男子400メートルリレー銀メダルの山県亮太(26)=セイコー=が9日、横浜市内で練習を公開した。7日(日本時間8日)に、サニブラウン・ハキーム(20)=フロリダ大=が男子100メートルで9秒97の日本新記録を樹立。「出したなぁ、という感じ。自分も日本記録を出したいと思ってやっていて、悔しい気持ちもあるけど、自分のレースを良くしていくことを考えて、やっていくつもり」と受け止めた。

 18年ジャカルタ・アジア大会銅メダリストは今季、スタート局面の試行錯誤を続けている。「今季はずっとスタートで出られていない。体の使い方を見直したい」と、中盤以降の加速につなげる序盤の形を模索している。「今みたいな時期だから、課題に集中したい」と、テレビやSNSなどは断ち、映像で走りを研究したり、友達と会って気分転換したり。日本選手権(27~30日、福岡)へ、調整を続けている。

 サニブラウンや今季好調の桐生祥秀(23)=日本生命=と直接対決する日本選手権は、空前の激戦になる。山県は「今のレベルを考えると、1人がどうとかじゃなくて、競り合いになるし、9秒台も必要になってくる。地に足をつけて、まずはシーズンベストを狙っていきたい」と力を込めた。

 山県は10日が27歳の誕生日。取材後にはケーキと花束でお祝いされ「年齢的にもベテランの領域。これまで以上に、経験をいいパフォーマンスにつなげて、いい意味で年齢を感じられる1年にしたい」と語った。今秋のドーハ世陸(9~10月)まで続く、長丁場のシーズン。復調のきっかけを、必ず取り戻す。

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