天鎧鵬 断髪式で白鵬らからハサミ「スッキリしました」

断髪式で白鵬にハサミを入れてもらう天鎧鵬
断髪式で白鵬にハサミを入れてもらう天鎧鵬

 大相撲の春場所を最後に、現役引退と年寄・秀ノ山の襲名を発表していた元幕内・天鎧鵬(34)=尾上=が8日、両国国技館で断髪式に臨んだ。式には横綱・白鵬(34)=宮城野=や大関・豪栄道(33)=境川=などの関取衆も含めて、約150人が参加。元師匠の尾上親方(元小結・浜ノ嶋)から最後にハサミを入れてもらい、約12年を共にした髷(まげ)に別れを告げた。「髪を洗っている時に触ったら、何もないなーと思って。スッキリしました」と笑顔を見せた。

 2007年初場所で初土俵を踏み、11年名古屋場所で関取に昇進。最高位は前頭8枚目までいったが、ケガにも苦しんだ。16年名古屋場所から幕下生活が続いていたが、今年の春場所を4勝3敗として引退した。力士生活を振り返り「諦めなくてよかったなというのが、自分が相撲界に入っての思い。同期生はみんな出世が早かった。でも諦めないでよかった」と、しみじみ語った。

 現在、尾上部屋の部屋付き親方として弟子たちの指導にあたっている。「関取を育てたいけど、1番は貪欲な、諦めない、上を目指す力士を育てたい。結果はどうであれ、一生懸命頑張る力士を育てたい」と力強い。この日は、昨年の名古屋場所中に生まれた長男・維風輝(いぶき)君と共に土俵にも上がった。「最後にこうやって、(土俵入りを)やることができてよかった」と、父としての笑顔もこぼれた。

スポーツ

報知ブログ(最新更新分)

一覧へ
NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請