【巨人】大きな勇気を与えた桜井、涙を見せない理由

好投した桜井(右)をねぎらう原監督
好投した桜井(右)をねぎらう原監督

◆日本生命セ・パ交流戦 楽天1―2巨人(6日・楽天生命パーク)

 巨人先発陣に救世主の出現だ。桜井がプロ2度目の先発で7回途中3安打8奪三振1失点の快投。2勝目を挙げた。1軍の先発はルーキー時代の16年3月30日のDeNA戦(横浜)以来1163日ぶり。大きなカーブとチェンジアップで楽天打線を翻弄した。

 桜井が野球人生で泣いたことは、一度しかない。高校1年秋、現ヤクルトの山田哲擁する履正社との練習試合に6回から2番手で登板し、4イニングで8本塁打、12失点でズタズタにやられた。帰宅した瞬間、母・幸子さんに「どうやった?」と聞かれた瞬間、悔しさで一気に涙があふれたという。それ以来、人前でも、野球でも、涙は“封印”した。

 プロ入り後、けがやファームで結果が出ず、悔しい日々を送る中でも弱音は吐かなかった。当時の涙を振り返り「そんな時もあったなぁ。あれ以来泣いてないな。前を見て次に切り替えなあかんやん」。ドラフト1位で入団も、これまではエリート街道とは言えない歩みだった。だが、この日の1勝は、けがで苦しむ選手、挫折に苦しむ選手に大きな勇気を与えたに違いない。

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