【広島】田中広、決勝打&満塁弾!不振脱出だ「少しずつ良くなっている」

8回1死満塁、田中広輔が満塁本塁打を放つ
8回1死満塁、田中広輔が満塁本塁打を放つ

◆日本生命セ・パ交流戦 西武1―9広島(5日・メットライフドーム)

 広島の田中広輔内野手(29)が決勝打と満塁弾でチームの連敗を2で止めた。

 同点の7回1死満塁、サイド左腕・小川の外角に逃げるスライダーをとらえて勝ち越しの右前適時打。4点リードの8回1死満塁では斉藤大から右越えの3号グランドスラムを叩き込んだ。「みんながつないでくれたので、何とかしたいという気持ちで打席に入りました」と声を弾ませた。

 開幕直後から不振にあえぎ、かつての不動の1番打者が先月1日の阪神戦(甲子園)から7、8番に甘んじている。規定打席以上で12球団唯一の打率1割台だったが、この日の2安打で、ようやく2割台(2割3厘)に到達し「少しずつ状態は良くなっているのかな」と息をついた。

 5回1死一塁の守備では、秋山の飛球を背走しながらランニングキャッチする美技を披露した。「守備は別物として、打席に持ち込まないようにしています。守備は波があったらいけないので」。この日で遊撃手としての連続フルイニング出場が「624」に伸びた。阪神・鳥谷の日本記録「667」に、あと43試合で並ぶ。仮にバットで不調が続いても、高ヘッドコーチが「ウチは二塁と遊撃が埋まっている」と話すように、鉄壁の守備と、走塁技術への信頼感は揺るぎない。俊足、堅守の巧打者が“らしさ”を取り戻してきた広島は、もう手がつけられない。

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請