桐生祥秀、10秒0台を2本そろえる力走 サニブラウン、山県らと日本選手権9秒台決戦へ万全仕上がり

桐生祥秀
桐生祥秀

◆陸上 布勢スプリント(2日、鳥取、コカ・コーラボトラーズジャパンスポーツパーク陸上競技場)

 男子100メートル決勝で、日本記録保持者の桐生祥秀(23)=日本生命=が10秒05(追い風0・1メートル)で優勝した。予選では大会新記録を更新する10秒04(追い風1・3メートル)をマーク。高水準の記録を2本そろえ、日本選手権(27~30日、福岡)へ弾みをつけた。

 桐生は己を奮い立たせた。序盤からスムーズに抜け出し、中盤以降は力感あふれる走りで後続をちぎった。「あえて、ドキドキする状態を作った。9秒台、と思いながらスタートラインに立った。緊張感を持ってやれた」。風に恵まれずに自身2度目の9秒台こそ逃したが、土江寛裕コーチも「桐生らしい、暴れるくらいのアグレッシブな走りができたかなと思う。予選のように風が吹けば、日本記録(9秒98)前後は出ていた。(10秒)05のタイムは少し残念」と振り返った。

 ドーハ世陸の切符をめぐる次戦の日本選手権は、激戦になる。5月に日本勢2人目の9秒台(9秒99)を出したサニブラウン・ハキーム(米フロリダ大)、自己記録10秒00の山県亮太(セイコー)、5月に10秒04を出した小池祐貴(住友電工)らライバルは多い。桐生は「優勝して、世界陸上の内定を頂きたい」。土江コーチも「今回は9秒台の勝負になる。もう一つ、上のレベルの走りを日本選手権で出させたい」と背中を押した。

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