【箱根への道】関東インカレで駒大、帝京大、法大、国学院大は…

1万メートルで日本人トップの浦野(左)とハーフマラソン優勝の土方。国学院大ダブルエースはがっちり握手
1万メートルで日本人トップの浦野(左)とハーフマラソン優勝の土方。国学院大ダブルエースはがっちり握手

 関東の学生長距離ランナーにとって、箱根駅伝と並ぶ2大イベントの関東学生陸上競技対校選手権(関東インカレ)が23~26日、神奈川・相模原ギオンスタジアムで行われた。母校のプライドをかけた伝統の対校戦は駅伝シーズンを占う試金石。王座奪回を狙う青学大の原晋監督(52)は“夏の陣”の結果を踏まえ、令和初の箱根路は“7強”による大混戦になると予想した。「箱根への道」につながる各校の戦いを追った。(竹内 達朗)

 ◆駒大・田沢が5000メートルで日本人2位

 留学生2選手で2部最多の29点を獲得した桜美林大に次ぐ22点をゲット。5選手が入賞し、選手層に厚みが増しつつある。エース級が集結した5000メートルで日本人2位の7位と大健闘したルーキーの田沢廉は「現時点では東海大、青学大、東洋大の方が上と受け止めていますが、駅伝シーズンでは、その3強を崩して3位以内が目標です」と冷静かつ意欲的に話した。

 ◆帝京大は4選手が入賞

 1万メートルで日本人3番手の7位となった平田幸四郎(4年)をはじめ、4選手が入賞。手堅く16点を稼ぎ、2部4位タイ。昨季の3大駅伝はすべて5位に食い込んだ。安定性は抜群。選手層も厚い。駅伝で重要なレースの序盤に波に乗れれば、サプライズを起こす可能性を秘めている。

 ◆法大・佐藤が5000&1万で日本人トップ

 エースの佐藤敏也(4年)が5000メートル、1万メートルで日本人トップ。3000メートル障害では2位の青木涼真(4年)をはじめ3選手が入賞。計27点を獲得し、1部2位と躍進した。箱根駅伝では5区に18年区間賞、19年区間3位の青木を擁し、さらに2区では佐藤が他校のエースに負けない力があることを証明。これまで歴代3位の79回の出場を誇るが、最高成績は3位。歴史を塗り替えるチャンスだ。

 ◆国学院大・浦野&土方が長距離で快走

 今年の箱根駅伝5区区間賞の浦野雄平(4年)が5000メートル、1万メートルで日本人トップ。主将の土方英和(4年)がハーフマラソンを制し、2部で計16点を挙げ、4位タイ。「箱根駅伝では往路優勝、総合3位がチーム目標です」と土方はきっぱり言う。「土方、浦野だけに頼らず、チームの底上げができればチャンスはあります」と前田康弘監督(41)は箱根路初制覇へ意欲を示した。

 ◆留学生が席巻

 〇…留学生たちも強さを見せつけた。桜美林大はキサイサ(4年)が2年連続で5000メートルと1万メートルの2冠、さらに新人のカヨウキが1500メートル優勝、5000メートル4位で計29点で2部トップになった。実業団の小森コーポレーションから日大に入学したドゥングは1部ハーフマラソン優勝。「実業団時代より強くなっています」と日大の武者由幸監督(35)は23歳のルーキーをたたえた。

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