【箱根への道】東海大、スピード健在…関東インカレで見せた

1部1500メートルは東海大ルーキー飯沢(左)が先輩の館沢に0秒01差で競り勝った
1部1500メートルは東海大ルーキー飯沢(左)が先輩の館沢に0秒01差で競り勝った

 関東の学生長距離ランナーにとって、箱根駅伝と並ぶ2大イベントの関東学生陸上競技対校選手権(関東インカレ)が23~26日、神奈川・相模原ギオンスタジアムで行われた。母校のプライドをかけた伝統の対校戦は駅伝シーズンを占う試金石。王座奪回を狙う青学大の原晋監督(52)は“夏の陣”の結果を踏まえ、令和初の箱根路は“7強”による大混戦になると予想した。「箱根への道」につながる各校の戦いを追った。(竹内 達朗)

 箱根駅伝王者の東海大は1部最多の33点を獲得し、貫禄を示した。1500メートルではルーキーの飯沢千翔が17、18年日本選手権覇者の館沢亨次(4年)に0秒01差で競り勝ち、金星を挙げた。3000メートル障害では阪口竜平(4年)がスタートから先頭を走り続け、完勝。「スピードの東海大」の健在を見せつけた。

 ただ、一方で課題も残った。各校のエース級が集まる5000メートル、1万メートルで無得点。箱根優勝メンバーから外れたエース格の関颯人(3年)は5000メートル12位に終わった。両角速監督(52)は「関は今のままでは今季の箱根も走れない」と奮起を促す。

 ハーフマラソンでは西田壮志(3年)が3位、名取燎太(3年)5位、松尾淳之介(4年)10位と健闘したが、指揮官の評価は厳しい。「東洋大に完敗です。東海大は主力級ですが、東洋大は3大駅伝未経験の選手が3人も入賞した。長い距離の選手層に厚みを増している東洋大が現時点で箱根の優勝候補の筆頭でしょう」と両角監督は警戒する。

 収穫と課題。両方が見えた関東インカレを糧に東海大は箱根連覇を目指す。

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