【箱根への道】東洋大、選手層に厚み…関東インカレで見せた

1部5000メートルで東洋大のエース相沢(中)が意地の5位入賞
1部5000メートルで東洋大のエース相沢(中)が意地の5位入賞

 関東の学生長距離ランナーにとって、箱根駅伝と並ぶ2大イベントの関東学生陸上競技対校選手権(関東インカレ)が23~26日、神奈川・相模原ギオンスタジアムで行われた。母校のプライドをかけた伝統の対校戦は駅伝シーズンを占う試金石。王座奪回を狙う青学大の原晋監督(52)は“夏の陣”の結果を踏まえ、令和初の箱根路は“7強”による大混戦になると予想した。「箱根への道」につながる各校の戦いを追った。(竹内 達朗)

 現王者の東海大・両角監督が最も評価するのが東洋大だ。ハーフマラソンで宮下隼人(2年)が2位、蝦夷森章太(2年)4位、定方駿(4年)6位と全員が入賞。計19点で1部4位という数字以上の内容にライバル校は警戒心を強めている。

 東洋大が箱根路を制した時、柏原竜二や設楽啓太・悠太兄弟らエースが大活躍する一方で分厚い選手層を武器に復路の“つなぎ区間”でも他校を圧倒した。しかし、今年の箱根駅伝では往路を制したものの復路は5位と苦戦。それが関東インカレの大舞台で、いずれも3大駅伝未経験の宮下、蝦夷森、定方が一気に台頭し展望が開けた。「選手層に厚みが増してきた。これが東洋大本来の姿です」と酒井俊幸監督(43)は手応えを明かす。

 1週間前の日本選手権1万メートルで学生トップの4位になったエース相沢晃(4年)は疲労が残る中、5000メートルで5位と意地を見せた。「今季の箱根では往路3連覇し、復路も競り勝ちます」と相沢は力強く話す。関東インカレで振るわなかった西山和弥(3年)らが本来の力を発揮すれば6年ぶりの王座奪回が見えてくる。

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