◆広島―阪神(1日・マツダスタジアム)
広島の小窪哲也内野手(34)が、193打席ぶり本塁打となる今季1号ソロで先取点をもぎ取った。
0―0の5回、先頭で打席に入ると、1ボール2ストライクから内角直球にジャストミート。打球は左翼席に飛び込んだ。2016年7月30日のDeNA戦(マツダ)で放った代打満塁本塁打以来となる3年ぶりのアーチに「イニングの先頭だったので、後ろにつなぐ気持ちで何とか塁に出ようと、思い切っていきました。良い先制点になりました」と笑みを浮かべた。
一発を放った後、さらに1点を加えてなおも1死一塁で野間の打席を一塁ベンチから見守っていると、野間のバットが飛び込むアクシデントも。あわやこの回2度目の“大当たり”となるところだったが、辛くもバットは直撃を免れ、ぼう然とした表情を見せていた。
この日は「6番・三塁」で先発出場。ここ数年はスタメンなら7番か8番が“定席”だった。