【広島】11回サヨナラで月間20勝…球団最多を更新!2位に4差独走

延長11回2死一、二塁、野間(右)が右越えにサヨナラ打を放つ
延長11回2死一、二塁、野間(右)が右越えにサヨナラ打を放つ
広島5月の成績
広島5月の成績

◆広島2x―1阪神=延長11回=(31日・マツダスタジアム)

 首位・広島は延長11回に野間の右越え打で今季5度目のサヨナラ勝ち。球団記録を更新する月間20勝で5月を締めくくり、2位・阪神に4ゲーム差をつけ、交流戦前の単独1位が確定した。ヤクルトは1970年以来49年ぶりの15連敗を喫し、球団が持つリーグ記録の16連敗にあと1に迫った。5月は球団ワーストに並ぶ月間20敗を喫した。

 広島が劇勝で月間20勝を飾った。決めたのは野間だ。11回2死無走者から、上本が左前打、続く代打・磯村が四球でつなぎ、一、二塁で登場。6番手・能見の甘いフォークを見逃さず右越え適時打を放った。

 今季5度目のサヨナラ勝ちにヒーローは「サイコーで~す!」。本拠地のお立ち台で叫ぶと、恒例の鈴木と西川によるバケツの水の“洗礼”もヒラリとよけた。スタンドの鯉党の「なんでじゃ~」というため息もなんの。「スパイクをぬらしたくなかったんで」。ケロリと打ち明けて笑わせた。

 今月から5番に定着している西川が球団歴代3位タイの23試合連続安打をマークするなど、3番・バティスタ、4番・鈴木を含めたクリーンアップ全員が、月間3割5分を超えるハイアベレージで5月の快進撃を支えた。その中で野間は、月間2割6分9厘と乗り遅れた感があった。「序盤にいい形で出塁していれば別の展開になっていたかも」と反省し、インタビューの余韻に浸ることなく、ベンチ裏でバットを振り込んだ。

 一筋縄で打ち立てた金字塔ではなかった。9回2死一、三塁で守護神・中崎が梅野に同点打を献上。今季7試合目の延長戦に突入した。だが頼もしい救援陣がいる。10回は防御率1点台の一岡が無失点に抑えると、11回は防御率0・36のレグナルトがゼロに封じて4勝目がついた。抜群の安定感を誇る来日1年目助っ人は「僕の勝利ももちろん、僅差を勝ち切ったことこそビッグ・ディール(重大事)だよ」と胸を張った。

 首位攻防第1ラウンドで阪神戦の連勝を5に伸ばし、ゲーム差は4に開いた。緒方監督は「大きい試合だった。2死から勝ちをもぎ取った。上本、磯村、野間。執念というかね」と笑顔。セ・リーグ全球団に勝ち越しており、もはやセに敵はいないのか。盤石の4連覇へ、4日の西武戦(メットライフ)で開幕する交流戦で鯉の真価が問われる。(田中 昌宏)

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延長11回2死一、二塁、野間(右)が右越えにサヨナラ打を放つ
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