玉川徹氏、川崎19人殺傷事件で「死ぬなら一人」発言した志らくに疑問「感情論とテレビでしゃべるべきことは一線引かなきゃいけない」

羽鳥慎一アナ
羽鳥慎一アナ

 31日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・前8時)で川崎19人殺傷事件に関連し岩崎隆一容疑者へ「死ぬなら一人で」との意見にネット上などで賛否両論が起きていることを特集した。

 番組では事件後にテレビ番組やネット上に岩崎容疑者へ「死ぬなら一人で」などの趣旨のコメントや書き込みがあったことを紹介した。中でも落語家の立川志らくが28日放送のTBS系「ひるおび!」(月~金曜・前10時25分)で岩崎隆一容疑者へ「死にたいなら一人で死んでくれよって、そういう人は。何で弱い子供のところに飛び込んでんだって。信じられないですね」と語ったことを報じた。、その後、自身のツイートで志らくは「学校に行こうとしていた子供の命を奪った悪魔に対し、子供を巻き込むな!ひとりで死んでくれ!の言葉は普通の人間の感情だ。この怒りをどこにぶつければいい!この言葉が次の悪魔を産むから言うな?被害者の前で言えるのか。何故悪魔の立場になって考えないといけないんだ?でもそれが真実なら謝ります」と記した。

 一方でこうした意見に「川崎殺傷事件「死にたいなら一人で死ぬべき」という非難は控えてほしい」とNPOほっとプラス代表理事で聖学院大学人間福祉学部客員准教授の藤田孝典氏がネットに投稿したことも番組では紹介した。この藤田氏の投稿でネット上では賛否両論が渦巻いている。

 こうした状況にコメンテーターで同局の玉川徹氏は「感情論とテレビでしゃべるべきことっていうのは、やっぱり一線引かなきゃいけない。感情は誰でもあります」とした上で「我々もここに座っていていろんな事件とか話題を伝える時にコメントを求められるわけですよね。その時にここにいる3人が常に感情にだけ基づいてしゃべっていたらどんなことになりますか」と問いかけた。

 さらに「例えば1パーセント視聴率、全国放送だったら80万人とか90万人の人が見るわけですよね。そうすると何百万っていう人がこのテレビを見るわけです」とし「ある個人が例えば家族との会話の中でさっき言ったようなことを言うんだったら構わないと思います。しかしテレビに出てコメンテーターという立場でしゃべる時には感情だけをぶちかませばいいという話ではないと思います」と見解を示した。

 その上で「感情を表すことが必要な場合もあるんですよ、テーマによっては」などとしたが「そこは一定の節度をもってやらなければいけないということを僕ら考えながらやっています」と明かした。続けて志らくのコメントについて「一番最初、志らく師匠が言った話。これはもしかしたら思わず出てしまった言葉かもしれないです。でもその後で反論しているのは何なんだだろうってちょっと思うんです」と疑問を投げかけ「自分の立場を考えてしゃべらなければいけない責任が我々にはあるんですね」と持論を展開した。

 その上で「そうなった時に藤田さんの指摘があって」と明かし、過去に玉川氏が藤田氏をを取材した経験を披露した上で藤田氏の言葉が「重みがあると思っている。ネットに記事として出たときにはハッとさせれました。あぁ言わなくて良かったと。感情にまかせてしゃべらなくて良かったと思いました」と明かしていた。

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