川内優輝がようやく東京五輪へ前向き発言した理由…日の丸の重さを知るからこそ

4月のボストンマラソンに出場した川内(AP)
4月のボストンマラソンに出場した川内(AP)

 プロランナーの川内優輝(32)=あいおいニッセイ同和損保=が28日、2020年東京五輪出場に初めて意欲を示した。都内で行われた今秋のドーハ世界陸上(9月27日開幕)の男女マラソンと50キロ競歩の代表発表会見に出席。日本代表に復帰し、自身4度目の世陸出場が決定した。世陸(10月5日)と日程が近いため、五輪代表選考会のMGC(マラソングランドチャンピオンシップ・9月15日)には出場できないが、3枠目を争うMGCファイナルチャレンジで派遣設定記録(2時間5分49秒)突破を狙う。

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 ついに口にした東京五輪への思い。これまで言えなかったのは日の丸の重さを誰よりよく知るからだ。

 18年ボストンで優勝したものの、国際大会での入賞は14年アジア大会の3位だけ。市民ランナーとして全力を尽くしたが、世界で戦うためにはプロになるしかなかった。「日本代表として出るからには『いい経験にしたい』『次こそ』では済まされない」と話していたこともある。

 プロ転向後すぐに言わなかったのは、進んだ道の手応えを確かめたかったから。転向して約2か月、会見や結婚式でドタバタした時期もあったが、順調に練習が積めていることは表情からも見てとれた。6月から約1か月は人生初の北海道・釧路合宿を行う予定で、「思っていても実践できなかったことが、今は少しずつできている」。成長を感じたことが、五輪挑戦へ背中を押した。

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