◆ヤクルト7―8広島(28日・神宮球場)
広島打線が先発野手全員、今季最多となる16安打の猛攻で8点を奪い、乱打戦を制した。
1点ビハインドの2回1死、会沢がバックスクリーンに飛び込む5号ソロを放った。選手会長の一発で追いつくと、3回には打者9人、5安打、3得点で一気に勝ち越し、4回にも3得点。1点差に追いつかれた後、8回1死で会沢が再び中堅左に6号ソロを放り込んだ。
会沢は17年9月3日のヤクルト戦(神宮)以来となる1試合2発。「後ろにつなぐ気持ちでいきました。上からしっかりたたくことができた」と手応えを口にした。
チームは26日の巨人戦(東京D)に敗れ、破竹の11連勝が止まったものの、連敗を喫することなく、再び白星を挙げた。今月17勝目で、球団の月間勝利記録にあと1と迫った。貯金も最多タイの10に戻し、2位・巨人とのゲーム差を2・5に広げた。