◆ヤクルト7―8広島(28日・神宮球場)
広島がヤクルト打線の反撃を断ち切り、ルーズベルトゲームを制した。球団の月間記録にあと1と迫る今月17勝目を挙げた。
4回までに先発野手全員安打の猛攻で一気に7点を奪ったが、4回裏に先発・野村がツバメ打線に捕まった。先頭・山田哲に12号ソロを浴びると、村上にも右翼席中段に13号2ランを被弾。さらに2本のヒットを浴びて、降板した。2番手・九里も2死満塁から青木に適時打を許し、この回、一挙5失点。1点差まで詰め寄られた。
嫌なムードが漂ったものの、助っ人左腕のレグナルトが流れを変えた。5回からの2イニングをパーフェクトに抑え、3三振を奪う快投でバトンをつないだ。一岡、フランスアも何とか反撃を食い止め、最後は中崎が2死満塁のピンチを招きながらも逃げ切った。