【阪神】ガルシア完封 2軍降格から完全復活「これを続けていきたい」

完封で移籍後初勝利を挙げたガルシア(左)は、梅野と思いっきり抱き合った(カメラ・二川 雅年)
完封で移籍後初勝利を挙げたガルシア(左)は、梅野と思いっきり抱き合った(カメラ・二川 雅年)

◆DeNA0―7阪神(26日・横浜)

 完全復活の完封劇だった。ガルシアは最後の打者・ロペスを三ゴロに打ち取ると、大量7点を援護してくれたナインと力強くハイタッチを交わした。散発4安打で念願の移籍後初勝利を飾り「本当にうれしいです。初めて1勝できたので、これを続けていきたいと思います」と満面の笑みで甲高い声を弾ませた。9回に最速の151キロを記録した動く直球に加え、宝刀のスライダーもキレ、制球とも抜群。昨季中日で13勝を挙げた姿をほうふつさせた。

 苦しんだ。西とともに鳴り物入りで入団し、順調に開幕2カード目の頭を任された。ところが、3戦連続7失点で防御率は19・29まで跳ね上がり、2軍降格を言い渡された。生命線である低めへのコントロールが乱れ「直球もカーブもシンカーも去年と同じなのに、スライダーがうまくいかない。野球人生でこんなの初めてだ」とファームで周囲にこぼすこともあった。

 手助けしたのは、昨季同僚だった“平成の怪物”の教えだった。KOされた映像を見返した左腕は、リリースポイントが自身に近くなっていることに気付いた。「松坂さんにも去年教わっていたんだ。投球についてよく話をしていた。『球を前で離すことが大事』とね。それを心がけたんだ」。香田2軍投手コーチと修正に取り組み、あとは基本に戻ってとにかく走り込んだ。2軍で3試合に登板し17イニングで2失点と、結果を残して1軍をつかんだ。

 貯金を今季最多タイの4に戻し、登板過多気味の中継ぎ陣も温存できた。「今日の勝ちはチームにとってもすごく大きい1勝になるんじゃないかな」と矢野監督もうなずいた。28日からは甲子園で0・5差で追う2位・巨人、31日からは敵地で首位の広島戦。交流戦前のヤマ場も、このまま突っ走る。(嶋田 直人)

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