東北学院、東北大会へ初切符 エース井上が1失点完投

9回2死、最後の打者を三振に仕留めガッツポーズを見せる東北学院・井上
9回2死、最後の打者を三振に仕留めガッツポーズを見せる東北学院・井上

◆春季高校野球 宮城県大会 ▽3位決定戦 東北学院4―1聖和学園(26日・石巻市民球場)

 6県で決勝、3位決定戦が行われ、東北大会(6月6日開幕、山形)に出場する18代表が出そろった。宮城3位決定戦では東北学院が聖和学園を4―1で下し、初の東北大会出場を決めた。エース右腕の井上聖南(せな、2年)が9回4安打1失点の好投で勝利を呼んだ。

 9回2死、最後の打者を空振り三振に仕留めた井上が、勝利の雄たけびをグラウンドに響かせた。

 2回に先制点を許すも9回4安打1失点の快投。「立ち上がりは良くなかったけど、右肩が下がる部分を平行に変えたりと試合の中でフォームを修正して、中盤からはリズム良く行けた」。対応力の高さを見せつけた2年生エースが初の東北大会出場へチームを導いた。その実力を打席でも発揮。同点の9回には、先頭の井上が相手の甘い変化球を捉えて左翼線への二塁打。自身今大会初安打で勝ち越しの好機を作った。

 2年生唯一のスタメンが放った一打が先輩たちへの刺激になった。1死二塁から1番・喜早大次郎(3年)が適時打を放ち、井上は二塁から本塁へ激走し勝ち越しのホームを踏んだ。その後も3番・鈴木優我(3年)の適時打と4番・小林玲大主将(3年)の犠飛で一気に3得点。小林玲は「俺たちが打たない訳にはいかない」と後輩の粘りに応えた。

 準決勝の東北戦(2●6)では早い回にリードを許し、井上は出番なく敗戦。ベンチで悔しさを味わった。東北大会出場最後の一枠を争う大一番で期待に応えたエースは「東北大会では強豪を相手に自分の攻めの投球がいかに貫けるかが楽しみ」と目を輝かせた。強敵たちとしのぎを削り、さらなる成長を目指す。(小林 泰斗)

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