【宏太’Sチェック】チャナティップ、ドリブルも周囲のアクション不足

試合終了の笛にうつむく札幌FWジェイ
試合終了の笛にうつむく札幌FWジェイ

◆明治安田生命J1リーグ第13節 札幌0―0G大阪(25日・札幌ドーム)

 G大阪戦は攻撃の形をしっかり作り、危ない場面への対応も本当に良くできていた。相手ゴール前まで何度も行き、お客さんの満足度は高かったかもしれないが、それだけに引き分けはもったいない。そこを打開するためには、もっと動きを突き詰める事が必要だ。

 チャナティップがドリブルしている時、周囲のアクションが少ない。チャナはただドリブルしている訳ではなく、出すタイミングを伺ってボールを持っている。その時に周りの動きが止まってしまっている。チャナが出してから相手DFとヨーイドンで動いたら、いくら武蔵の速さがあっても対応される。出すと信じて走るか、「ここに出せ」という気持ちで動き出さないと。

 僕は現役時代、あえて一度バックステップして自分の前にスペースを作り、そこに動き出したりしていた。1歩目でトップスピードに乗れる態勢を作っておかないと、止まっている状態からのリアクションではJ1のDFは突破できない。体の向きを少し変えるだけでも、DFとDFの間に斜めに入って、いい体勢でボールを受けられるようになる。

 武蔵などあれだけの潜在能力があるのだから。動きの質が上がれば、代表でもトップクラスのFWに間違いなくなれる。ちょっとの事を追求することで優位に立てるということを、全員が考えてアクションを起こして欲しい。(吉原宏太、1996~99年札幌FW)

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