富山商先輩の朝乃山Vを励みに国学院大・浦野雄平が激走

関東学生対校選手権男子2部5000メートルと1万メートルで日本人トップになった浦野雄平(左)と同ハーフマラソンで優勝した土方英和
関東学生対校選手権男子2部5000メートルと1万メートルで日本人トップになった浦野雄平(左)と同ハーフマラソンで優勝した土方英和

◆陸上 関東学生対校選手権最終日(26日、神奈川・相模原ギオンスタジアム)

 男子2部5000メートルで、国学院大の浦野雄平(4年)が14分6秒98で日本人トップの6位と健闘した。大相撲夏場所で初優勝を果たした平幕・朝乃山(25)=高砂部屋=と同じ富山商出身の浦野は「先輩の優勝は大きな励みになりました」と笑顔で話した。

 優勝は13分44秒57で桜美林大のレダマ・キサイサ(4年)。1万メートルと合わせ、2年連続で2冠を果たした。男子1部5000メートルは駿河台大のジェームズ・ブヌカ(2年)が13分45秒03で優勝。法大の佐藤敏也(4年)が13分59秒51の自己ベストで日本人トップの4位になった。

 6人の外国人留学生が出場した男子2部5000メートルは、ペースの上げ下げが激しい展開となった。さらに気温28度の暑さ。タフなレースで、今年の箱根駅伝5区で区間賞を獲得した浦野が存在感を示した。留学生の一角を崩し、日本人トップの6位でゴール。日本人トップの4位だった1万メートルに続く激走だった。「日本人トップは取れたけど、表彰台は遠かった」。うれしさと悔しさが入り交じった表情で、流れる汗をぬぐった。

 レース前に大きな発奮材料が2つあった。

 男子2部ハーフマラソンで主将の土方英和(4年)が優勝。「5000メートルでも絶対に日本人トップだけは取るつもりだった。これで1万メートル、ハーフマラソンの長距離主要3種目で国学院大が日本人トップを占めることができました」と胸を張った。

 もうひとつは「富山の人間山脈」の愛称を持つ郷土の大先輩の活躍だ。前日、富山商の5年先輩となる朝乃山が大相撲夏場所で初優勝。「スポーツ界で活躍している富山県出身のアスリートは少ないので、ものすごく励みになった。朝乃山関が高校の先輩ということはもちろん知っています。話したことはありませんが、親近感を持っています」と笑顔で話した。

 西前頭8枚目の朝乃山は大関をはじめ上位陣を立て続けに倒し、令和初の賜杯を手にした。昨季の箱根駅伝で国学院大は往路3位と見せ場をつくり、総合7位。今季の箱根駅伝では「往路優勝、総合3位」をチーム目標に掲げる国学院大は、東海大、青学大、東洋大など大学駅伝界の「横綱」を倒す可能性を秘めている。

 「関東インカレ」と呼ばれる今大会の男子種目は16校の1部、それ以外の2部、大学院生による3部に分けて行われる(1部の15、16位と2部の1、2位が翌年入れ替わる)。1部と2部は短距離、フィールドを含めた総合力で決まるため、青学大や駒大など長距離・駅伝をメインに強化しているチームは2部に属する。今年の箱根出場22校は1部が13校、2部が9校。

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