“令和の怪物”大船渡・佐々木、113球で今年初完封…巨人・柏田スカウト「一球一球のレベルが高い」

大船渡・佐々木朗希
大船渡・佐々木朗希

◆練習試合 大船渡7―0盛岡商(25日・岩手県内)

 MAX163キロの“令和の怪物”大船渡・佐々木朗希投手(3年)は25日、岩手県内で行われた盛岡商との練習試合で、2安打10奪三振と好投し113球で今年初完封。完投、100球超えも今年初で、夏の大会へ向けていい形で再スタートを切った。巨人、阪神のスカウトが視察し、MAXは巨人のスピードガンで145キロをマーク。変化球主体の投球で、改めて能力の高さを見せつけた。

 走者を背負っても、自分のペースで投げ続けた。いずれもミスが絡んで4度、三塁に走者を進められたが無失点。走者三塁の初球にフォークを使うなど、精度が高まった変化球を駆使し後続を断った。春の県大会は登板しないまま1回戦敗退。夏へ向けての仕切り直しの一戦を完封で飾った。

 見守ったスカウトも納得の投球だった。巨人・柏田東日本統括は「変化球がいいところに決まっている。追い込まれるとフォークが嫌だから、途中から相手も早打ちになっていた。狙い通りでしょう。一球一球のレベルが高いからできるピッチング」。夏を見据え、消耗を抑えながら試合をつくる技術を高く評価した。

 対戦した盛岡商は昨夏8強で、甲子園春夏合わせて6度出場の古豪だ。160キロのマシンで対策してきたが、4番の千葉瑞穂外野手(3年)は「伸びが違って当てるのが精いっぱい。(フォークは)振る瞬間に消えてる感じ」と脱帽。兼田智監督(54)も「(後半は)積極的にいくしかなかった」と振り返った。佐々木は、直球以外の引き出しを増やしながら、夏の戦いへつなげていく。(山口 泰史)

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