東日本国際大昌平、元巨人・伊藤博康監督が初優勝王手

3安打でチームをリードした東日本国際大昌平・水戸部
3安打でチームをリードした東日本国際大昌平・水戸部

◆春季高校野球福島大会 ▽準決勝 東日本国際大昌平11―5日大東北(25日・ヨーク開成山)

 福島準決勝は東日本国際大昌平が日大東北に11―5で快勝した。主砲の水戸部稜希三塁手(3年)が2本の適時長打を含む3安打2打点など、先発全員17安打と打線が爆発。2年ぶり3度目の春季東北大会出場を決めた。

 東日本国際大昌平の主砲水戸部が打線に火を付けた。2回先頭、左安打でチャンスを作り、先制点のお膳立てをすると、3回1死二塁から右越えの適時三塁打。歓喜に沸く三塁ベンチに向かって両手を挙げて、喜びを表現した。6回1死二塁でも左越えの適時二塁打を放ち、相手の送球ミスを突くと、三塁に滑り込みながら同じポーズを決めた。

 「サイコーです、というポーズです。長打を決めた時はベンチに向かってやると盛り上がるんです」。チームを勢いづかせると、先発全員17安打で11点。9年ぶりの決勝進出とともに、2年ぶりの東北大会出場を決めた。元巨人で就任4年目の伊藤博康監督(49)も「まだまだ課題はあるけど、トップを狙える位置に来られたのはうれしい」と活躍に目を細めた。

 2人の“先生”の声が生きた。元プロ選手の伊藤監督からは試合前にバットの持ち方を変えるよう指示を受けて実行。24日の相馬戦は無安打だったが「持ち方を変えたら低いライナーを飛ばせた」という。また、3歳年上で聖光学院でプレーしていた会社員の兄・辰哉さんには「VTRを見て的確にアドバイスをもらえる」といい「監督も兄も本当に細かい所まで教えてくれるので、その通りに実行すると結果が出る」と感謝した。

 20日の2回戦で夏12連覇の聖光学院を6―2で撃破したのに続き、昨秋準Vの日大東北も圧倒した。「元々、聖光に勝ちたいと思って昌平を選んだ。勝って自信をつかんだので決勝も全員で勝ちたい」。勢いを止めず、悲願の県王者でチームに新たな歴史を刻む。(遠藤 洋之)

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