【日本ハム】清宮、昇格即初打点…56日遅れ“開幕戦”「皆さんに感謝かな」

6回無死満塁、中犠飛を放った清宮(カメラ・頓所 美代子)
6回無死満塁、中犠飛を放った清宮(カメラ・頓所 美代子)

◆西武10―5日本ハム(24日・メットライフドーム)

 落ち着いて仕事をした。昇格即「7番・DH」で起用されて迎えた、6回無死満塁の第3打席。清宮はフルカウントから小川の140キロ直球を鋭くはじき返した。打球は中堅手に捕球されたが、2点差に詰め寄る犠飛で今季初打点。昨年9月30日の西武戦(札幌D)以来、236日ぶりの打点に「前の方が作ってくれたチャンス。打点もつけてもらったというか、皆さんに感謝かな」と振り返った。

 3月3日のDeNAとのオープン戦(札幌D)で右手有鈎(ゆうこう)骨を骨折。今月14日の2軍戦で実戦復帰し、2軍戦8試合で24打数6安打の打率2割5分、1本塁打、3打点の成績で1軍へ戻ってきた。2回1死の第1打席は直球に振り遅れて空振り三振に倒れたが、その後は徐々に修正。「打席を経るごとに内容も良くはなっていた。1打席も無駄にせずに次に生かせた」と胸を張った。

 試合前、思わぬ形で気合が入った。栗山監督は、あいさつに来た清宮をいきなり怒ったという。指揮官は「まずは怒ったよ、あることで。『これはちゃんとやれ』って。ちょっと緊張感を与えたくて」と意図を説明。清宮は「別に言うほどのことではない」と詳細は伏せたが…。チームメートからも「4割ぐらい打ってきたんだろ?」とイジられ、いいテンションで久々の1軍戦に臨めた。「皆さんが温かく迎えてくれた。おかげさまで(試合に)入れました」と感謝した。

 3月29日の開幕から56日遅れで迎えた“開幕戦”を白星で飾ることはできなかった。栗山監督は「復帰できて良かったって喜んでいる場合じゃないだろ。そんな選手じゃない」と勝利を呼び込む活躍を求めた。「この舞台に来たら、調整うんぬん言っている場合ではない。少しでもチームが勝てるように」と背番号21。25日は20歳の誕生日。自身のバットで、バースデー勝利を呼び込んでみせる。(小島 和之)

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