青学大の伏兵、谷野航平が日本人トップ 駅伝にも意欲

陸上の関東学生対校選手権男子2部1500メートル決勝で日本人トップの2位になった青学大の谷野航平
陸上の関東学生対校選手権男子2部1500メートル決勝で日本人トップの2位になった青学大の谷野航平

◆陸上関東学生対校選手権第2日(24日、神奈川・相模原ギオンスタジアム)

 男子2部1500メートル決勝が行われ、青学大の谷野航平(4年)が3分49秒05の自己ベスト記録で日本人トップの2位と健闘した。これまで学生3大駅伝をはじめ、大学を代表したレースは未経験だった谷野が最終学年に台頭。原晋監督(52)も大きな期待を寄せている。優勝は3分45秒32で桜美林大のダニエル・カヨウキ(1年)。

 今年の箱根駅伝で2位となり、5年ぶりに優勝を逃した青学大に新戦力が台頭した。4年目にして、初の大舞台に臨んだ谷野が日本人トップの2位でゴールした。「チームを代表したレースは初めてだったので、これまでで一番、緊張した。結果を残せて良かった」と谷野はホッとした表情で話した。

 昨年まで、選手層の厚い青学大で存在感を示せず、学生3大駅伝とは無縁だった。しかし、最終学年となった新チームでは責任感が増して、急成長。3月の日本学生ハーフマラソンでは1時間4分16秒でチーム5位となった。「ここから駅伝シーズンにつなげていきたい。出雲駅伝は4区(6・2キロ)、全日本大学駅伝は2区(11・1キロ)、箱根駅伝は復路を走れるように頑張ります」と意欲的に話した。

 メインスタンドでレースを見守った原監督も谷野の奮闘を高く評価した。「距離が短い出雲駅伝では十分に戦力になる。全日本大学駅伝、箱根駅伝でも期待したい」と指揮官は話す。

 箱根駅伝3区区間記録保持者の森田歩希、同6区区間記録保持者の小野田勇次、同7区区間記録保持者の林奎介ら有力選手が卒業。箱根王者奪回のためには、新戦力の台頭が不可欠。「最終日(26日)の5000メートルに初出場する中村友哉(4年)も力をつけている。上位入賞もありえる」と原監督は期待した。谷野と同じく学生3大駅伝は未出場の中村が指揮官の思惑通りに快走すればチームは活気づく。青学大が巻き返しなるか。注目される。

 「関東インカレ」と呼ばれる今大会の男子種目は16校の1部、それ以外の2部、大学院生による3部に分けて行われる(1部の15、16位と2部の1、2位が翌年、入れ替わる)。1部と2部は短距離、フィールドを含めた総合力で決まるため、青学大や駒大など長距離・駅伝をメインに強化しているチームは2部に属する。今年の箱根出場22校は1部が13校、2部が9校。

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