久保隼、経験値の差で勝つ 敵地・中国で公開練習

現地の少年たちに頼まれ、記念撮影におさまる久保隼(左から2人目)
現地の少年たちに頼まれ、記念撮影におさまる久保隼(左から2人目)

◇プロボクシング▽WBA世界フェザー級(57・1キロ以下)タイトルマッチ12回戦(26日、中国・撫州)

 世界2階級制覇を狙う元WBA世界スーパーバンタム級王者の久保隼(29)=真正=が23日、試合地の中国・撫州市内で公開練習を行った。現地メディアら約50人を前に、主催者側による中国語での代表質問に応対。今回が初防衛戦となる王者・徐燦(25)=中国=について「まじめで気持ちの強い選手だと思う」と敬意を表し、「相手になくて僕にあるものと言えば、経験。勝つつもりで来た」と意気込んだ。

 久保はプロでの試合数こそ徐より少ないが、17年4月のWBA世界スーパーバンタム級戦ではネオマール・セルメニョ(ベネズエラ)を11回でギブアップさせる逆転TKO勝ちで世界初挑戦世界初奪取。同9月の初防衛戦ではダニエル・ローマン(米国)に敗れ、プロ初黒星と王座陥落の屈辱を味わった。昨年4月の再起戦では世界挑戦経験のある大沢宏晋(ロマンサジャパン、当時)に2―1の判定勝ち。その後は眼疾を乗り越えて今回の世界再挑戦にこぎつけるなど、王者の徐よりも多くの修羅場を経験してきた。

 この日、王者陣営が見つめる中での公開練習は、シャドーボクシングとミット打ちを軽めに1ラウンドずつ行い、手の内は明かさず。「KOでも判定でも勝つ」。日本への手土産は、2本目の世界ベルトと決めている。通算成績は徐が16勝(2KO)2敗、久保が13勝(9KO)1敗。

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