アマ転向の高山「全世界のボクサーが待ち望んでいた」 東京五輪での競技存続に喜び

東京五輪でボクシング競技が存続する方針となり、改めて出場へ意欲を燃やす元プロボクシング主要4団体世界王者の高山勝成(左)と中出博啓トレーナー
東京五輪でボクシング競技が存続する方針となり、改めて出場へ意欲を燃やす元プロボクシング主要4団体世界王者の高山勝成(左)と中出博啓トレーナー

 2020年東京五輪でボクシング競技が存続される方針となったことを受け、同五輪出場を目指す元プロボクシング世界主要4団体ミニマム級王者・高山勝成(36)=名古屋産大=は23日、大阪市北区の大阪天神ジムで安堵(ど)の表情を見せた。「朝イチで報告を受けましたが、これは全世界のボクサーが待ち望んでいたこと。うれしく思います」

 「プロ引退→五輪挑戦」を表明してから約2年。一時はボクシング存続が危ぶまれていたが、とりあえず今後は戦いに集中できる。「あいまいな状況から、五輪でボクシングが存続する方針になって、僕自身もテンションが上がった。改めて“やってやるぞ”という気持ちになった」。現在、五輪での実施階級の詳細は発表されていないが「まずはフライ級(52キロ)に合わせてコンディションを整え、そこからディビジョンの変更があれば調整していく」との方針だ。

 当初はアジア選手権(4月・タイ)や世界選手権(9月・ロシア)の日本代表選考会での“アマデビュー”が計画されていたが、代表選考会が中止に。「自分はまだアマチュアのリングにも立っていないし、どうこう言うことはない。これから課せられる戦いに自分が勝っていくことによって、切り開かれると信じている。しっかり勝って、選考に選ばれるようにしたい」。結局、デビュー戦は、7月の「国体&全日本選手権愛知県選考会」になる。その先には、11月に鹿児島県で開催される「全日本選手権」を見据える。

 日本ボクシング連盟によると、6月に東京五輪へ向けた選手選考委員会を設置し、来年1~5月に五輪予選を実施する見通し。まだ不透明な部分も多い。「自分はこれから国内予選から戦っていくことになる。公正なジャッジ、レフェリングで、皆が思いきり戦えるようにやっていただければ…」。選考基準も含めたガラス張りの運営を希望した。

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