上位7人が決勝進出…「第50回報知キス釣り選手権・SESSYA CUP」徳島予選

上位入賞を果たした(前列左から)柳本、八木、山崎、(後列左から)美馬、戸村、廣瀬、林の各選手
上位入賞を果たした(前列左から)柳本、八木、山崎、(後列左から)美馬、戸村、廣瀬、林の各選手

 「第50回報知キス釣り選手権・SESSYA CUP」徳島予選が19日、徳島・阿南市にある北の脇海岸で61人が参加して行われた。競技時間は午前6時から4時間。釣ったキスの尾数で順位を競い、八木俊二選手(徳島鱗友サーフ)が37尾でトップ。33尾の柳本耕四郎選手(徳島セントラルサーフ)らシード権保持者を除く上位7人が、決勝大会(9月1日、鳥取・弓ヶ浜)に進出した。

 例年同様、北の脇海岸で行われた徳島予選大会。前日から7メートル前後の強い南寄りの風が吹き、また、当日も同様の天気予報だったため開催が危ぶまれた。早朝の受付時もまだ強い風が吹いていたが、幸いにも波はさほど高くなく、熟考の末、催行を決めた。

 向かい風という悪条件の中でも、開会式に集まった61人の参加者は気合十分。午前6時の試合開始を待った。

 「スタート!」の号令がその張り詰めた空気を切り裂いた。南北約1・5キロの海岸。各選手たちが一斉に、思い思いのポイントに散っていった。ポイントが決まれば風にも負けずフルキャスト。

 スタート地点からその様子をしばらく見ていたが、近くの選手が1投目で15センチのキスを釣り上げた。隣の選手も同サイズを上げたのでひと安心だ。これで試合は成立となった。海岸を歩き、選手の様子を見て回ると、風波で切れた海藻が毎回のようにオモリやハリに掛かってくる。また、向かい風のため仕掛けが絡まるトラブルが選手を悩ませていた。

 天候が良かった数日前にはよくキスが釣れたそうだ。ある選手の予想では優勝するなら4時間で80尾、予選通過ラインは40尾と読んでいた。ところが、この天候では二桁も難しそうだった。それでも選手たちは諦めず1尾、2尾と釣果を伸ばしていった。各選手にとっては、あっという間の4時間だったに違いない。

 そんな条件の中でもほとんどの選手が計量し、優勝した八木俊二選手は37尾の釣果。2位の柳本耕四郎選手も33尾と健闘し、山崎和也選手と戸村貴行選手が32尾と接戦だった。予選通過ラインは24尾と昨年以上の釣果があった。

 強風の中、4時間フルに戦った選手は疲労困憊(こんぱい)しているはずだ。しかし、ともに戦い、上位入賞を果たした選手に全員が大きな声援と拍手を送り、閉会式を終えた。悪天候にも負けず勝ち上がった選手は、9月1日に鳥取・弓ヶ浜で行われる決勝大会で間違いなく活躍することだろう。(報知APG・高橋 秀典)

 ▽予選通過人数 基本的に上位1割とし、端数は繰り上げ。今回は61人中、シード選手を除く7人に決勝大会進出の権利が与えられた。

ライフ

報知ブログ(最新更新分)

一覧へ
NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請