田口淳之介容疑者が使用したグラインダーとは 北芝健氏「使用者はプロが多い」

グラインダーの使いかた
グラインダーの使いかた
田口淳之介容疑者
田口淳之介容疑者

 「KAT―TUN」の元メンバー・田口淳之介容疑者(33)が22日、薬物犯罪で逮捕された。大麻を吸引する際に使用したとみられる専用器具「グラインダー」について、元警視庁刑事の北芝健氏は「使用者はプロが多い」と分析した。

 田口容疑者の自宅からは乾燥大麻数グラム、さらに「グラインダー」と呼ばれる専用器具や巻き紙など吸引用とみられる証拠品が押収された。

 聞き慣れない「グラインダー」とはどんな器具なのか。元警視庁刑事で数々の薬物事件を捜査してきた作家・北芝健氏は「大麻を細かく粉砕するための器具です。手動コーヒーミルをイメージしてください」と説明する。「吸引法としては最近になって流行している。大麻は粉砕しなくてもたばこなどと混ぜて吸引することは可能ですが、グラインダーを使えば量が均一化する。効果が一定になるので、性行為前のカップルが使用して吸引するケースが多いです」。コーヒーミルでも代用することは可能というが、仕上がりは専門のグラインダーの方が良くなるため、ネット上などで高値で取引されている。

 北芝氏によると、円筒状で内部に刃(やいば)が仕込まれており、大麻を入れた後にフタ(あるいは取っ手)を回して粉末状に。その上で、たばこに混ぜて巻き紙で巻いたり、パイプに入れて吸引することが可能になるという。

 一方、使用した場合は器具内部に微量の大麻が付着するため、押収された場合に吸引の証拠品となることを考慮して使用しない者もいるようだ。「リスクを分かっていながら使うことになるので、使用者は高い常習性を持っているもの、つまりプロが多い」と指摘する。

 2015年に京都市で当時小6男児が大麻を吸引していたことが明らかになった事件も、自宅からグラインダーが押収されている。

 ◆北芝 健(きたしば・けん)東京都葛飾区生まれ。年齢非公表。早大卒業後、貿易会社を経て警視庁に勤務。刑事として殺人、強盗などさまざまな事件を担当。退職後は作家、テレビコメンテーターとして活動。空手6段、日本拳法3段。著書は「治安崩壊」など多数。

 ◆麻薬取締部 厚生労働省の地方厚生局など計12か所に設置された薬物事件捜査機関。通称「マトリ」。全国に約300人いる職員は「麻薬Gメン」と呼ばれ、特別司法警察員として強制捜査権や逮捕権があり、拳銃の携行も認められている。薬剤師資格を持つ人が多い。関東信越厚生局は3月にもコカイン摂取の麻薬取締法違反の罪でテクノユニット「電気グルーヴ」メンバーで俳優のピエール瀧被告(52)を逮捕して注目を集めた。各都道府県の警察にも薬物捜査部署があり、中でも警視庁組織犯罪対策第5課、通称「組対(そたい)5課」とは容疑者検挙におけるライバル関係にあるとされる。

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