札幌第一、初戦いきなりVS札幌大谷…今春センバツ出場校28日激突

初戦でセンバツ出場校同士の激突に燃える札幌第一・大平主将(左)と札幌大谷・飯田主将
初戦でセンバツ出場校同士の激突に燃える札幌第一・大平主将(左)と札幌大谷・飯田主将

 第58回春季全道高校野球大会(27日開幕・札幌円山)の組み合わせ抽選会が22日、札幌市内で行われた。今春センバツに出場した札幌大谷と「神宮枠」で出場した札幌第一が、28日の1回戦でいきなり対戦することが決まった。札幌第一は、昨秋の全道決勝で札幌大谷に6―9で惜敗。難敵へのリベンジを果たし、夏へ勢いをつける。また、4年連続16度目出場の遠軽は28日の1回戦で滝川西と対戦する。

 いきなり巡ってきた雪辱の舞台に、燃えないはずがなかった。今春のセンバツに出場した2校が初戦で激突。口元をぐっと引き締める札幌第一の大平裕人主将とは対照的に、札幌大谷の飯田柊哉主将(ともに3年)は平然。大平は「一瞬、札幌大谷を意識した。ここまで練習してきたことを出せれば」と力を込めた。

 ふつふつと、屈辱の試合がよみがえってきた。昨秋の全道決勝では、札幌大谷に6―9で逆転負けした。序盤に4点のリードを奪うも、1点リードの8回に5点を失った。札幌大谷が明治神宮を制したことで神宮枠でセンバツに出場。大平は「札幌大谷よりも後に北海道に帰る」と誓うも、初戦で山梨学院に5―24の大敗。悔しさが残った。

 テーマは「常楽」。センバツ後、菊池雄人監督(46)がナインに与えた言葉だ。何かを得るためには苦しい我慢も必要。だが、野球本来の楽しさを忘れてはいけない、という思いを全員で共有して過ごしてきた。大平は「自分たちはこれまで、やらされている感じだった。成長したところを見せたい」と、いきなり用意された雪辱の機会に気持ちを高めた。

 センバツに出場した2校が春季全道大会で激突するのは、1975年決勝の札幌商(現北海学園札幌)対北海道日大以来、44年ぶり2度目。初戦での対戦は初めてとなる。「次戦う時はやり返すと思ってきた」と大平主将が言えば、菊池監督は「うちらしい野球ができれば。夏につながる大会にしたい」。やられっぱなしではいられない。全ての悔しさをこの一戦にぶつける。(清藤 駿太)

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