【巨人】不思議な高橋優貴 3勝&防御率1点台の理由を対戦相手の話を元に分析

東京ドームでスライド登板することになった高橋
東京ドームでスライド登板することになった高橋

 茨城・ひたちなかで行われる予定だった巨人・DeNA戦は雨天のため中止。出身地での凱旋先発登板が流れた高橋優貴投手(22)は22日の同戦(東京D)にスライド登板する。ここまで6試合に登板し、規定に4回2/3足りないものの防御率1・98、新人ではトップの3勝(1敗)を挙げている左腕。ドラ1ルーキーが好投を続けられている要因、最大の強みとは何なのか―。対戦相手の話を元に分析した。

 八戸学院大では北東北大学リーグ新の301奪三振を記録した高橋。入団当初は、スクリューボールが最大の武器とみられていた。しかし、実は直球の質が高いとプロは見ている。

 巨人・宮本投手総合コーチ「彼の一番はストレート。球筋が一定しているし、ボールの回転もいい。1軍投手に共通する真っすぐの一押し。『グッ』というのがある」

 阪神・浜中打撃コーチ「直球のキレがいい。(球速は)142、3キロだけどベース上の強さがある」

 DeNA・筒香(対戦成績2打数1安打1四球)「真っすぐにキレがあって、スピードガン以上に感じた」

 鋭い直球と変化球のコンビネーションもレベルが高いという。

 ヤクルト・雄平(同3打数無安打)「スライダーが独特。腕の振りと軌道が違う。真っすぐとスライダーで緩急をつけていた」

 阪神・梅野(同2打数無安打)「コンビネーションの投手なのかなと。右打者に対して入ってくる球(スライダー)と外に逃げていく球(スクリュー)を両方追いかけると難しくなる」

 さらに、セ・リーグでは珍しい、極端な2段モーションも打者には厄介に映っている。

 巨人・炭谷「あるバッターに聞いたんです。打席に立った感じはどう?って。そうしたら、投球フォームとボールが一致しないと。打者はズレを感じているんだと思う」

 阪神・近本(同6打数無安打)「本人が意識しているかどうかは分からないですけど、同じ球種でもタイミングをずらしているのが合わせにくい」

 球筋、フォームに加え、精神的な粘り強さもある。規定投球回には足りないものの、得点圏での被打率は22打数1安打の0割4分5厘とDeNA・今永をしのぐ。右打者への被打率2割1分3厘に対し、左打者は同1割5分9厘。封じるべきところをしっかりと抑えている。アマ時代、無名だった左腕のシンデレラストーリーから目が離せない。(構成・河原崎 功治)

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