【西武】山川、地元・沖縄で「鳥肌全開」凱旋20号

7回1死一、二塁、左中間へ3ランを放ち、地元・沖縄のファンの前でどすこいポーズを決める山川(右)(カメラ・岩下 翔太)
7回1死一、二塁、左中間へ3ランを放ち、地元・沖縄のファンの前でどすこいポーズを決める山川(右)(カメラ・岩下 翔太)

◆西武7―6ソフトバンク(21日・那覇)

 打球の行方を見届けることなく、山川はバットを高らかに突き上げて喜びを爆発させた。1点差に詰め寄られた直後の7回1死一、二塁。2ボールから松田遼のスライダーを左中間席最上段へと運んだ。2年連続両リーグ最速での20号到達となる豪快な一発だった。

 「鳥肌全開で、うれしくて泣きそう。野球人生の中でも一番うれしいホームランでした」。沖縄出身の背番号33にとって、プロ6年目で初の凱旋試合。愛称“アグー”の豪快な一発を心待ちにしていた地元ファンの指笛に包まれ、沖縄の夜空に「どすこーい」の声を響かせた。

 「沖縄で試合をできる喜びを感じている。全打席、ホームランを狙っていきます」。試合前から凱旋アーチを宣言していた主砲は、21、22日の2日間で合計約300人を招待。沖縄出身の選手が“凱旋弾”を放つのは初めてのことだった。

 これでシーズン66発ペース。47本塁打した昨年を上回るスピードで本塁打を積み上げている。昨年調子を落とした5月だが、今季は18試合で9発と勢いに乗る。「ペースは(どこかで)落ちる。四球を選ぶとか、価値のある打席もあると感じたので、打てる時に打っておく。それで最終的に50発を達成できたら」と冷静だ。

 薄氷の勝利でチームは5割復帰。球界屈指のスラッガーに成長し、故郷に錦を飾った頼もしい4番は、これからも勝ちにつながるアーチを量産し続ける。(森下 知玲)

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