【広島】単独首位も緒方監督「反省するところある」中崎あわや連続S失敗

単独首位に立ち、試合後ファンに挨拶する緒方孝市監督
単独首位に立ち、試合後ファンに挨拶する緒方孝市監督

◆広島3―2中日(21日・三次)

 広島が8連勝を飾り、試合のなかった巨人を上回って今季初の単独首位に立った。先発の野村祐輔投手(29)は、竜と地方球場に強い“相乗効果”で7回無失点と好投。3勝目を挙げた。今季の勝利は全て中日戦(3勝1敗)で、ここ4年間は地方球場で無敗の6連勝(7試合)。3回からは完全投球の内容に「真っすぐに力があった。ゴロアウトが(12個と)多くて自分の投球ができた」と胸を張った。

 打のヒーローは0―0の5回2死満塁から決勝の左前2点適時打を放った菊池涼介内野手(29)だ。それでも「きょうは(野村)祐輔が(試合を)つくってくれたから。僕はどうでもいいです」と謙虚に照れ笑いを浮かべた。

 緒方孝市監督(51)も「キク、いいね! 状態がものすごくいい! 紙一重のところで厳しいところはカットして逃げる」と、中日の先発・大野雄に4打席で31球を投げさせて疲弊させた菊池涼の技術に脱帽。一方で、開幕戦で勝利(1位タイ)以来の首位について問われると「関係ない。勝つときでも反省するところはある。しっかりそこは反省したい」とかぶとの緒を締めた。

 指揮官の胸の内には、3点リードの9回に登板して2点を奪われた“冷や冷やセーブ”の中崎翔太投手(26)が念頭にあっただろうか。守護神は1死から福田に7号ソロを献上すると、1死一、二塁では高橋に左中間適時二塁打を浴びた。1点差に迫られ、なおも1死二、三塁のピンチを背負ったが、京田を三邪飛、代打・堂上に四球、代打・松井雅は三ゴロに仕留めて難を逃れた。

 中崎は低くて軟らかいとされる地方球場のマウンドについて問われ「投げにくいとかはなかった。いつもと変わらなかったです」と影響のなさを強調。「打たれたのは甘い球。これまでも打たれているのは全部甘い球。しっかり投げていかないと。勝てて良かったです」と冷たい汗をぬぐった。

 結果的に今季5セーブ目を挙げた中崎。3日の巨人戦まで

 ▼4月 3日・中日戦(ナゴヤD)3―2の9回、1失点

 ▼同月17日・巨人戦(熊本)5―4の9回、無失点

 ▼同月27日・ヤクルト戦(神宮)2―0の9回、無失点

 ▼5月 3日・巨人戦(マツダ)6―3の9回、無失点

 セーブ・シチュエーション(セーブのつく展開)で登板した4試合連続でセーブに成功していた。

 だが、今月5日の同カードは

 ▼5月 5日・巨人戦(マツダ)3―2の9回、1失点

 先頭の代打・重松に中前打を浴び、1死二塁から坂本勇に同点打を浴びてブローン・セーブ(セーブ失敗)。引き分けに持ち込まれている。

 セーブ・シチュエーションでの登板はその日以来、今季6試合目だったが、2試合連続、3試合目の失点となった。

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