同じ誕生日の同級生 阪神・能見とヤクルト・五十嵐は元気いっぱい

同い年で刺激しあうヤクルト・五十嵐(左)と阪神・能見
同い年で刺激しあうヤクルト・五十嵐(左)と阪神・能見

 1979年生まれは、サッカー界では「黄金世代」と言われている。小野、稲本、遠藤ら現役選手は数えるほどになり、プロ野球でもそれは同じだ。世代交代の波にあらがい、第一線で踏ん張りを利かせている同じ誕生日の2人。「同級生の中で、アイツが一番長く現役をやる」と笑みを浮かべたのはヤクルト・五十嵐だった。「アイツ」とは阪神・能見のこと。それを本人にぶつけると「アイツの方がやると思いますよ」とさわやかに返ってきた。

 ともに2軍(五十嵐はソフトバンクに在籍)だった昨年5月。兵庫・鳴尾浜球場で、久しぶりに会話する時間があった。「頑張ろうな…」。当時の能見は先発で結果が出ず、ファームに降格したばかり。でも愚痴ひとつこぼすことなく、若手と同じ練習をこなしていた。「本当によく走っていた。僕だったらどうかな…」とは五十嵐の言葉。「同い年で甘やかし合うのではなく、厳しいところでもやっていかないといけないと。そういう思いを、いい意味で共有したい」と大きな刺激を受けたそうだ。

 五十嵐のヤクルト復帰によって、今季から同一リーグでプレーすることになった。昨季途中の配置転換で息を吹き返した能見は「あまり先のことは考えず、今を全力で。毎日、何か新しいものを発見できれば」とテーマ設定。誠実な人柄らしく「僕は(過去に)先発をやっているけど、アイツはずっとリリーフ。ブレることなく、あれだけ投げ続けられるのは本当にすごいこと」とすでに5勝を挙げているライバルへ敬意も忘れなかった。5月28日で仲良く40歳。まだまだ、それぞれに光を放ってもらいたい。

(記者コラム・長田 亨)

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