【巨人】いつもウエの背中を追いかけてきた…盟友・高橋尚成氏が上原を語る

07年6月、ソフトバンク戦でセーブを挙げた上原(中)は、先発し勝利投手となった高橋尚(右)、決勝3ランの高橋由と抱き合い喜んだ
07年6月、ソフトバンク戦でセーブを挙げた上原(中)は、先発し勝利投手となった高橋尚(右)、決勝3ランの高橋由と抱き合い喜んだ

  巨人の上原浩治投手(44)が20日、都内のホテルで会見し、現役引退を表明した。上原投手と同学年の高橋尚成氏(44)がスポーツ報知に思い出を語った。

 責任感の強い、ウエらしい決断だと思った。ウエは75年4月3日で、私はその1日前の2日が誕生日。同学年で入団当初から仲が良かったから、今年もLINEでメッセージを送った。実は、その時すでに「今年で引退すると思う」と言っていた。

 若い頃は私もそうだったが、他人を蹴落としてでも、自分が上に上がることを考えていた。実力のある選手が台頭するが、登録枠の問題で1軍に上がれない選手もいた。ベテラン、というだけで1軍にいるという状況もなかったわけではない。

 それが頭の中にあったんだろう。「若手にチャンスを与えてほしい」という言葉の重みはよく分かる。思うような力が発揮できないのに経験だけで1軍に上がることが許せなかっただろうし、周囲からの気遣いも無用だったはず。シーズン途中での引退はよほどのことで、決断したのは立派だ。

 思い出を挙げればきりがないが、一番は07年6月16日のソフトバンク戦。私が先発で8回途中まで投げて、ウエがイニングまたぎでセーブを挙げた。決勝点は由伸の8回の3ラン。同学年3人が活躍したのがうれしかった。昨年4月にはその3人で食事した。由伸は監督、ウエは現役、私は外から野球を見る立場で巨人のこと、球界のこと、そして3人の今後のことを語り合ったのは忘れない。

 いつもウエの背中を追いかけてきた。本当に大きな背中だった。これからも互いに刺激し合える仲でいたい。

巨人

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