夏の甲子園連覇の駒大苫小牧高に女子硬式野球部創部へ 笹嶋校長「男子に続く日本一にも期待しています」

2020年4月に創部する女子硬式野球部について、会見で説明する駒大苫小牧高・笹嶋清治校長。左は日本女子プロ野球機構の太田幸司スーパーバイザー
2020年4月に創部する女子硬式野球部について、会見で説明する駒大苫小牧高・笹嶋清治校長。左は日本女子プロ野球機構の太田幸司スーパーバイザー

 夏の甲子園で2004、05年に連覇を飾っている北海道・駒大苫小牧高が、2020年4月に女子硬式野球部を創部することを20日、発表した。北海道では、17年に発足した札幌新陽高に続き2校目となる。

 苫小牧市の同校キャンパスで行われた創部会見では、笹嶋清治校長が今後の予定や方針を説明。今回、高校と初めてパートナーシップ協定を結ぶことになった一般社団法人日本女子プロ野球機構の太田幸司スーパーバイザーも臨席した。

 10年前の約600人から、近年は20000人超えへと競技人口が飛躍的に伸びている国内女子野球界。同校では昨秋より本格的に創部に向けて動き出していた。笹嶋校長は「女性が挑戦する時代。野球をやりたい子たちの受け皿になりたい」と説明。同校には今春、新しい学生寮も完成。初年度は15人前後での始動を想定しており、野球経験者を中心に、道内の生徒にとどまらず広く門戸を広げていく。指揮を執る監督についても、8月中にも発表する方針で進めている。

 男子硬式野球部はヤンキース・田中将大投手(30)らも輩出した、全国的にも知名度の高い強豪。太田氏も「そういうノウハウも取り入れてもらいながら、将来的に女子プロ野球界で活躍する選手が出てきてくれたら」と大きな期待を寄せる。既に多くの関心が寄せられているそうで、「駒沢のユニホームを着たいという女子の声が多いんです」と笹嶋校長。男子野球部のデザインを踏襲したユニホームとする方針で、練習場所についても男子野球部グラウンドに隣接されたソフトボール場などを再整備して利用していく。

 今後は、7月のオープンスクールで岩谷美里選手(27=埼玉アストライヤ)ら、北海道出身の女子プロ野球選手3人を招いた体験会を実施するなどして、部員募集を進めていく。笹嶋校長は「男子野球部も時間はかかったが、目標は大きいほうがいい。将来的に、男子に続く日本一にも期待しています」と力を込めた。

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請