囲碁12歳・上野梨紗初段、デビュー戦は黒星 井山4冠超えならず

デビュー戦を白星で飾ることはできなかった上野梨紗初段
デビュー戦を白星で飾ることはできなかった上野梨紗初段

 囲碁の女性棋士として史上3位の年少入段(プロ入り)を果たした上野梨紗初段(12)が20日、東京都千代田区の日本棋院で行われた第29期竜星戦予選Bで泉谷英雄八段(49)戦に敗れ、デビュー戦を白星を飾ることは出来なかった。

 院生(入段前の修業期間)時代の師範である泉谷八段を一時は追い詰めるも、最後は力の差を見せられて敗戦。局後、上野初段は「デビュー戦ということもあるし、院生時代の先生なので良い碁を打てたらとは思っていましたけど…。最初に時間を使い過ぎちゃったので、勝負どころで時間を使えるようにならないと…」と残念そう。泉谷八段は「苦しい時間が多かった。末恐ろしいです。デビュー戦で当たったのは光栄でした」と力を認めた。

 勝利していれば、藤沢里菜女流3冠(20)の11歳8か月(2010年)、趙治勲名誉名人(62)の11歳10か月(1968年)に次ぐ12歳10か月での年少勝利。井山裕太4冠(29)の12歳11か月を上回って史上3位だったが、初勝利の喜びは次局に持ち越しとなった。

 4月1日に12歳9か月で入段した上野初段は、同時入段の仲邑菫(なかむら・すみれ)さん(10)の10歳0か月、藤沢女流3冠の11歳6か月に続く女性棋士では史上3位の年少入段者。史上最年少で女流棋聖を獲得した上野愛咲美(あさみ)女流棋聖(17)を姉に持つ。「姉にアドバイスをもらったとかは、ないです…」。今後の活躍が期待される。

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