【金沢】長崎に0―1敗戦 5試合ぶり&ホーム初黒星

後半ロスタイムに金沢DF広井(右端)がヘディングシュートを放つが、わずかにゴール右へ外れた
後半ロスタイムに金沢DF広井(右端)がヘディングシュートを放つが、わずかにゴール右へ外れた

◆明治安田生命J2リーグ第14節 金沢0―1長崎(19日・石川西部)

 ツエーゲン金沢が、長崎に0―1で敗戦。完封負けもホームでの黒星も今季初となった。前半10分、自陣深くでボールを奪われて先制点を献上。その後は攻勢に出たが1点が遠く、立ち上がりの失点が重くのしかかった。5試合ぶりの黒星となったが、相手を上回る13本のシュートを放つなど攻めの姿勢を貫いた。次こそ勝ち点3につながるプレーを見せる。

 今シーズン初めて敵の勝利を喜ぶ声がホームグラウンドに響くと、金沢イレブンは厳しい表情で天を仰ぎ、膝に手をついた。6試合目にして今季ホーム初黒星。ノーゴールに終わった試合は3試合目だが、完封負けも今季初めてだ。

 柳下正明監督(59)が「立ち上がりの10~15分は、あまりいい準備ができていなかった。セカンドボールの反応も遅かった。もったいなかった」と振り返った言葉が、この日の試合を物語っていた。序盤は押し込まれる展開。前半10分にはクリアを自陣深くでカットされて長崎FW呉屋大翔(25)に今季5点目を献上した。

 4戦負けなしの攻撃陣が意地を見せた。後半は9本、合計で13本のシュートを放った。それでも相手ゴールを割る一本は、最後まで出なかった。シュートが相手GKの正面に行くなど、不運もあった。更には「点数を取りたかったから」(柳下監督)との考えで、後半開始から投入したFW垣田裕暉(21)が、左足首の負傷で同24分に交代するアクシデントもあった。

 主将のDF広井友信(34)は「試合の入りは長崎の方がいい準備ができていた。学ぶところはある」。MF清原翔平(31)も「立ち上がりに相手のパワーに押されて失点し、それが重くのしかかった部分はある」。選手たちは敗戦から次への課題を得た。

 今季J2最多の21得点と、攻撃が好調であることは事実。指揮官は「きょうは点数が入らなかった日と思って切り替えてやっていく」と冷静に先を見据えた。

 下を向いている暇はない。この日、両チーム最多6本のシュートを放ったFW小松蓮(20)はU―22日本代表招集のため、次節の敵地山形戦(26日)を最後に一時チームを離れるが「(招集前に)まだ1試合ある。チームのために働きたい」と強い思いを明かす。1週間で修正を重ね、再び勢いを取り戻す。(三須 慶太)

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