【G大阪】若手起用ズバリでダービー4連勝…“新時代”感じさせた宮本監督が描くガンバの姿

今季ホーム初勝利を挙げ、ガッツポーズするG大阪・宮本監督(左はC大阪・ロティーナ監督)
今季ホーム初勝利を挙げ、ガッツポーズするG大阪・宮本監督(左はC大阪・ロティーナ監督)

◆明治安田生命J1リーグ第12節 G大阪1―0C大阪(18日・パナスタ)

 令和初の大阪ダービーでG大阪が“新時代”を感じさせた。0―0の後半10分、MF高江のパスに抜け出したMF倉田が「気持ちを込めて打ちました」と右足を振り抜き決勝ゴール。負ければ最下位に転落していた一戦で8戦ぶりの勝利を収め、ホームでも今季7戦目でついに勝った。ダービーは4連勝。C大阪にだけは負けないという、意地とプライドの勝利だった。

 前節で最下位だった鳥栖に惨敗し、宮本恒靖監督(42)は「流れを変えるために若手を起用しよう」と決断。元日本代表のMF遠藤と今野を、けが以外では今野が加入した12年以降で初めて同時にベンチスタートとし、先発5人を入れ替えた。20歳のMF福田と高江、J1デビューの大卒ルーキーDF高尾まで先発起用し、フォーメーションも4―4―2から3―5―2に変更。攻守に若さと運動量を生かしたアグレッシブな試合を展開した。

 左ウィングバックで今季初先発した2年目のMF福田は「負ける気はしなかった」と、強気なドリブルの仕掛けで攻撃を活性化した。インサイドハーフで攻守に走り回った高江は決勝アシスト。3バックの右に入った高尾も、指揮官から「想像以上にやってくれた」と高評価を受ける粘り強いプレーを見せた。

 後半途中からの出場となった今野は「今日は本当にいい勝利。でも僕も負けたくない。このまま黙って終わるわけにはいかない」と大いに刺激を受けた。遠藤と今野が不動の存在として君臨するチームから、若手とレギュラー争いで切磋琢磨(せっさたくま)するチームへ。まだ14位に浮上したにすぎないが、宮本監督の描く新たなG大阪の姿が、おぼろげながら見えてきた。(金川 誉)

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