【オリックス】K―鈴木、“4度目の正直”でプロ2年目初白星

プロ初勝利を挙げたK―鈴木は、ウィニングボールを手に笑顔を見せた
プロ初勝利を挙げたK―鈴木は、ウィニングボールを手に笑顔を見せた

◆オリックス2―1西武(18日・京セラドーム大阪)

 最後の打者の飛球が中堅手のグラブに収まると、K―鈴木にようやく笑みが広がった。今季4度目の先発でつかんだプロ2年目での初白星。「率直にうれしい。“4度目の正直”ですね」。4月28日の西武戦と前回5月11日の楽天戦はともに7回無失点で勝利投手の権利を手にして降板も、リリーフ陣が崩れて白星はスルリ。仲間を信じ、歓喜の瞬間をかみ締めた。

 プロ最多125球の力投で6回途中3安打1失点。6四死球と荒れたが、低めの制球を徹底した。規定投球回数には満たないものの、防御率は1・69。開幕は2軍で迎えたが、軸足(右足)にしっかり体重が乗るようにフォームを改善したことで抜け球が減り、飛躍につながっている。

 千葉明徳高時代からドラフト候補に挙がり、国際武道大4年時には指名漏れを味わった。「つらかったですね…」。日立製作所に進み、近鉄などでコンディショニングコーチを務めた立花龍司氏(54)に指導を仰いで肉体強化。球速は6キロアップし、150キロ超の直球を武器にした。「今は遠回りしてよかったと思っています」。満を持して、スポットライトを浴びた。

 「感謝の気持ちを最初に伝えたい」と、観戦した両親に帰りの駐車場でウィニングボールをプレゼント。重圧から解放され、つかの間の喜びに浸っていた。(小松 真也)

 ◆K―鈴木(けー・すずき、本名・鈴木康平=すずき・こうへい)1994年1月21日、千葉県生まれ、25歳。千葉明徳高から国際武道大、日立製作所を経て17年ドラフト2位でオリックス入り。同じ読みの鈴木昂平内野手がいるため、こだわりのある三振の意味も込め、「K―鈴木」の登録名に。直球の最速は154キロ。186センチ、88キロ。右投右打。年俸1000万円。背番号30。

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