ヤンキース・田中、前回勝ったサイ・ヤング左腕と再戦 19日レイズ戦先発へ「ゼロに抑えていく」

ヤンキースの田中将大(ロイター)
ヤンキースの田中将大(ロイター)

 ヤンキースの田中将大投手(30)が18日(日本時間19日)、本拠地でのレイズ戦に先発する。2試合連続で昨季のサイ・ヤング賞左腕・スネルとの投げ合い。前回12日の敵地での対戦では12奪三振のスネルが5回3分の2を2失点で敗戦投手となり、田中は7回1失点で投げ勝った。73球の省エネ投球に「剛と柔」という対照的なスタイルが際立った。好投手との対戦に田中は「自分の投球をするだけ」と気を引き締め、17日はキャッチボールなどで調整した。

 スネルが98マイル(約158キロ)の豪球で三振の山を築く一方、抜群の制球力でバットの芯を外し、打たせて取る田中。前回対決では「柔よく剛を制す」を実践し「僕は、三振はそれほど多くない。三振は必要な時に取れればいい」。9イニング当たりの奪三振数の通算成績は、スネルの10・2に対して、田中は8・7と決して少ないわけではないが、「2」ほどの差がある。たった4球で三者連続内野ゴロに料理した7回の投球は、その真骨頂だった。

 一昨年はダルビッシュ、昨年はRソックス・セールとの対決に勝ち、好投手との投げ合いでの強さが際立つ田中。スネルへの意識を聞かれて「考えないように…というのは、もう考えている」と笑い、「そこまで意識はないかな、正直。僕は僕にできることをやってゼロに抑えていく。そこだけです」と続けた。

 ロースコアが予想される投手戦。それだけ、慎重さが要求されるが、「初回からそういう(慎重な)投球をしてもしょうがない。本当にゲームが進んで、ここだ、というところじゃないですか」と、ベテランの勝負勘を研ぎ澄ました。

 一方、スネルは「常に三振を狙っている。それが、僕のスタイルだから」とこだわりをみせる。ただ、最低でも3球必要な三振を狙えば、球数は増える。前回5回3分の2で96球を要した左腕は「ボール球を一切投げず、1人につき3、4球で三振を奪い、1イニング12球前後でいくのが理想。初球から常にストライクを狙っている。高めのボールゾーンを使うとしても意図的に空振りを狙っているんだ」と言い切った。

 ア・リーグ東地区名物、剛柔対決の第2幕に注目だ。

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