【川崎】6連勝ならず…互いに譲らずガッチリ握手

後半24分、同点ゴールを決める川崎・レアンドロダミアン(左)
後半24分、同点ゴールを決める川崎・レアンドロダミアン(左)

◆明治安田生命J1リーグ第12節 川崎1-1名古屋

 3連覇を狙う4位の川崎はホームで2位の名古屋に1―1で引き分け、連勝は5でストップした。

 痛み分けの上位対決。名古屋の風間八宏監督(57)が歩み寄ると、川崎の鬼木達監督(45)は一礼し、握手を交わした。ピッチ上に歩み、身ぶり手ぶりを交えて約3分間、言葉を交わした。

 12年4月から約4年半、川崎で監督とコーチとして師弟関係にあった。16年シーズン終盤。既に退任が発表された風間監督は「オニになら任せられる」と言い、鬼木監督は今でも「特別な存在」と言う。川崎の庄子春男GMは2人の共通点を「言葉」だという。「毎週、試合をすると、ミーティングで話す言葉は同じようになる。でも2人は、選手を引きつける言葉を発し続ける」

 川崎はクラブ記録に並ぶ6連勝を逃した。風間監督も“古巣”からの初白星を逸したが、「面白いサッカーができた。こういう試合で選手はうまくなる」と表現。4月5日のC大阪戦以来6戦ぶりに復帰した中村は「パス、ボールの置き所、立ち位置。一手先だけ考えていたらつながらない。裏のかき合いが楽しかった」と白い歯を見せた。風間監督が築いたパスサッカーに、鬼木監督は守備意識を加え、リーグ連覇を成し遂げた。対する風間監督もジョーら強力な個を生かす戦術に、攻守の切り替えの早さを求めた。互いに認め、意識し合う2人の将が今季のJの中心にいる。(田中 雄己)

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