大坂なおみ、右手親指負傷で棄権 第1シード全仏へ不安

女子シングルス準々決勝を棄権し、記者会見する大坂なおみ(ロイター)
女子シングルス準々決勝を棄権し、記者会見する大坂なおみ(ロイター)

◆テニス イタリア国際(17日、ローマ)

 女子シングルスの世界ランク1位で第1シードの大坂なおみ(21)=日清食品=が、右手の親指付け根付近を負傷したとし、同4位のキキ・ベルテンス(オランダ)との準々決勝を棄権した。男子シングルス準々決勝では、世界ランク6位の錦織圭(29)=日清食品=が、同24位のディエゴ・シュウォーツマン(アルゼンチン)に4―6、2―6で敗れた。

 大坂は4大大会3連勝がかかる全仏オープン(26日開幕・パリ)前、最後の試合を棄権という形で終えた。

 負傷箇所について、試合会場で記者会見し「朝起きたら親指に痛みが出て、ラケットを握れなかった。初めてのこと。プレーしたかったので悲しさ半分、落胆半分」と語った。原因は不明で、右の手のひらの親指付け根付近と説明。練習もできなかったという。棄権するのは4強入りしたポルシェ・グランプリ(4月、ドイツ・シュツットガルト)以来となる。当時は準決勝を前に左腹筋痛を訴えていた。

 16日には1日に2試合を戦うダブルヘッダーをこなし、全4セットを6―3で難なく突破。「全てが昨年よりもいい。こんなにクレーコートで良かったことはなかった」と話していた。苦手としてきた赤土でも確かな自信を深めつつあったばかりだった。

 これから医師の診察を受けるといい、世界ランキング1位で日本勢初の第1シードで臨むことも決まった全仏オープンに向けては、不安を残す形となったが「プレッシャーを感じずにできたらいい」と本人は前向き。会見では時折冗談を交えて笑顔も見せていた。

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請