【湘南】“誤審”でノーゴールも後半3発!逆転勝ち…幻ゴールの杉岡「何で?」

前半、杉岡のゴールが認められず、審判に抗議する湘南の選手ら
前半、杉岡のゴールが認められず、審判に抗議する湘南の選手ら
後半34分、自身2点目となる同点ゴールを決め、梅崎(左)とタッチする湘南・菊地
後半34分、自身2点目となる同点ゴールを決め、梅崎(左)とタッチする湘南・菊地

◆明治安田生命J1リーグ第12節 浦和2-3湘南

 湘南は敵地で、浦和に3―2で勝利した。0―2の前半31分、MF杉岡大暉(20)のシュートがゴールを割ったが、審判に認められず。明らかな“大誤審”に見舞われたものの、奮起した選手たちが、後半に3点を奪って大逆転した。3連覇を狙う4位の川崎はホームで2位の名古屋に1―1で引き分け、連勝は5でストップした。

 世紀の大誤審にスタジアムには怒号が飛び交った。

 0―2の前半31分、湘南はMF梅崎の縦パスを受けた杉岡がペナルティーエリア外から左足で強烈なシュート。右ポスト内側に当たったボールは左サイドネットを確実に揺らしたが、副審からゴールの合図はなく、山本雄大主審も浦和GK西川がセンターラインへ投げ返したボールを見てプレー続行を指示し、ノーゴールに。逆に浦和にカウンターを浴びた。

 ボールは完全にラインを割り、誰の目にもゴールは明らか。判定に対し、湘南のチョウ貴裁監督(50)はベンチを飛び出して選手とともに猛抗議し、試合は約7分間、中断したが判定は変わらず。湘南サポーターから大ブーイングが浴びせられた。

 幻のゴールとなった杉岡は「ネットに当たったのが見えたので、入ったと思った。『何で?』と信じられなかったけど、最後まであきらめないでやれた」。後半にMF菊地の2得点とMF山根の終了間際のゴールで3点を奪い大逆転。大誤審に負けず3試合ぶりの勝利をつかんだチョウ監督は会見で判定への怒りを胸にしまい「選手が反骨心を出して勝ち点3を取ってくれた。言葉にならない」と感慨深げだった。

 湘南の眞壁潔会長は「サッカーに誤審はつきもの。審判の向上に向けて良い材料にしてほしい」とし、日本協会の審判部に意見書を出す方針を明かした。また、試合を視察したJリーグの村井満チェアマン(59)は試合後、「私の席からもゴールに入ったように見えた」。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の導入はFIFAなどが定める要件を満たす必要があり「ゴールライン・テクノロジーを先行導入することも議論する必要がある」と話した。

前半、杉岡のゴールが認められず、審判に抗議する湘南の選手ら
後半34分、自身2点目となる同点ゴールを決め、梅崎(左)とタッチする湘南・菊地
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